研究プロジェクト:「対話型テキストの理解過程」 |
メンバー
リーダー 藤木大介(広島大学大学院人間社会科学研究科准教授)(2017.07-) 共同研究者 島田英昭(信州大学学術研究院教育学系准教授,教授)(2017.7-2022.3) 井関龍太(大正大学心理社会学部専任講師,准教授)(2017.7-2022.3) 小國晴香(広島大学大学院人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教師教育デザイン学プログラム学習開発学領域)(2024.4-) 研究協力者 田中瑠音(広島大学大学院教育学研究科課程前期学習開発学専攻学習開発基礎専修)(2018.04-2020.3) 東城立憲(広島大学大学院人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教師教育デザイン学プログラム学習開発学領域)(2020.4-2022.3) 小國晴香(広島大学教育学部第一類(学校教育系)初等教育教員養成コース学習開発実践専修)(2021.4-2024.3) 本プロジェクトの目的と意義
私「近年,教材等でこのような対話型テキストの利用が増えています」 あなた「対話形式の文章を用いるメリットは何かありますか?」 私「通常の形式の文章と比較するとわかりやすさの主観評定が高くなるといったことはありますが,理解課題の成績はむしろ悪くなる傾向がありそうです」 あなた「ならばこのような形式を用いる必要はないのではないでしょうか」 私「知識は他者との対話の中で構築されると考えると,それを模している対話形式を用いることには一定の意義があると考えられます。ですから,本研究では理解を促進するような工夫はできないかとか,そもそも我々人間が対話型テキストをどのように理解しているのかについて検討します」 成果(2024年)
学会発表 ♦ 小國 晴香・藤木 大介 (2024予定).文章を対話型にすることが理解表象の形成過程に及ぼす影響 日本心理学会第88回大会 熊本城ホール (9月7日) (日本心理学会第88回大会発表論文集,xxx.) (有審査) 成果(2023年)
学会発表 ♦ 藤木 大介 (2023).対話型のテキストを介して意思決定を求めるとリスクテイクするようになるか 日本認知科学会第40回大会 公立はこだて未来大学 (9月7日) (日本認知科学会第40回大会発表論文集,233-236.) (有審査) [PDF] 成果(2022年)
論文(審査あり) ♦ 藤木 大介・東城 立憲 (2022).ASD特性と対話型テキストの理解 日本教育工学会論文誌,46(suppl.),21-24. doi.org/10.15077/jjet.S46015 論文(審査なし) ♦ 藤木 大介・田中 瑠音・井関 龍太・島田 英昭 (2022).対話型の文章は理解を促進するのか 広島大学大学院人間社会科学研究科紀要「教育学研究」,3,1-8. doi.org/10.15027/53373 成果(2021年)
学会発表 ♦ 東城 立憲・藤木 大介 (2021).自閉症スペクトラム特性は対話型テキストの理解を阻害するか 中国四国心理学会第77回大会 岡山大学(Web開催) (12月4日) (中国四国心理学会論文集,54,12.) [PDF] 成果(2020年)
学会発表 ♦ 藤木 大介・田中 瑠音 (2020).文章を対話型にすることで理解は促進されるか 日本心理学会第84回大会 東洋大学(ウェブ開催) (9月8日-11月2日) (有審査) 外部研究費 令和6-9年度 科学研究費補助金(基盤研究(C) 課題番号:24K06503) (独立行政法人日本学術振興会)
期間
2018.04-
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