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カタリエヌモノ

** 2013.12の カタリエヌモノ **

 ++ 13.12.02 (mon) ++ 



教員養成課程で働くなら,
 教育観
 教師観
 教科観
等について学生よりも遙かに大きな視点で語れなければならない。

それができないとしたら職務怠慢。

専門なんて関係ない。
出来ないんだったら就職しなきゃ良い。
自分の食い扶持のために学生を犠牲にするな。

 ++ 13.12.03 (tue) ++ 



ろくな教育観,教師観,教科観もないのに教師になんかなろうとするな。
(それ以前に自分で考える気が無いなら大学生になるな。)

 ++ 13.12.04 (wed) ++ 



理念がないのに教師になるのもかまわない。
理念もないのに教師になれる採用システムがあって,それをうまく利用したのだから。
責任はシステムの側にあって,個人の幸福追求を妨げる権利は誰にもない。

ただし,理念もないのに教師になる人間は
 大した課題解決力は持ち得ないし,
 それによって自分が関わる子供たち全員が大なり小なり被害を被り,
 未来の可能性が奪われ続ける
という罪を背負い続ける覚悟は持つべき。

自分のエゴのために子供たちを食い物にしているんだいう自覚はせめて持つべき。

間違っても自分が子供のために働いてるなんて錯覚はすべきではない。

 ++ 13.12.05 (thu) ++ 



自分はアホなことを言っているのかもしれないという恐ろしさは常にある。

だけど,アホなことさえ言えない,考えを持たないバカにはなりたくないとは思っている。
同時に,物知り顔でなにも言わない,責任をとれないバカにだけはなりたくないとも思っている。

 ++ 13.12.06 (fri) ++ 



再投稿していた院生の論文(*1)の結果が戻ってきました。

再び「修正再審査」でしたが,着実に採録には近づいている感じです。
しっかりと指導しようと思います。

−−−−−−−−
(*1)「13.09.27」参照。

 ++ 13.12.10 (tue) ++ 



大学教員に「教育しろ」って言ってはいけないのかも。
大学教員は教師ではないので,教育とサービスの違いすら知らないから。
「教育しろ」と言われると,学生の望むものを与えることだと勘違いしてしまうから。

だからむしろ,「好きなことを話せ」と言った方が良いのかも。
(というか,本来はこれが正しいのだけど。)

そうしたら,それが自然と本来の教育になるから。

 ++ 13.12.11 (wed) ++ 



あんまり好きじゃないけど、エリート意識って必要かもって思うことがある。
大卒がエリートだった頃は学士様は気概をもって生きてたと思うんだよね。
今はそういうプライドがないから,知識がないことを恥じなくなってきた。
専門職なのに努力を怠るとか,面の皮が厚すぎると思う。

 ++ 13.12.12 (thu) ++ 



学がないことの情けなさをさんざんに味わい続けているから,
学生にはその情けなさを味わって欲しくない。
だから必死で「学べ」とメッセジーを送り続ける。

 ++ 13.12.13 (fri) ++ 



研究職とかを「就職口が狭いから」と思ってあきらめようとする若者には,
「職を得るだけであればスタートダッシュの差で結構逃げ切れる」と教えてやりたい。

人よりも早くはじめれば,その蓄積で職をゲットする所くらいまでは何とかいける。

 ++ 13.12.17 (tue) ++ 



論文には心が現れる。
論文を見ればその人がわかる。

卒論は君の鏡だよ。

 ++ 13.12.18 (wed) ++ 



弟子に追い抜かれない師匠にはなれない。

弟子を勢いづけ,ものすごい速度で遙か彼方に行けるようにしてやる師匠になる。

 ++ 13.12.19 (thu) ++ 



私がよく使う言葉に「努力してるフリ」というのがあります。
何かを達成するために努力するのではなく,努力することそのものが目的になっている場合がよくあり,それを戒めるためです。

最近,「聞いてるフリ」というのもあるなと思いました。
助言は改善のために聞くものだけど,人の話を神妙に聞くことが目的になっている場合があります。

本人は至ってまじめに聞いているのだけど,いつまでたっても助言が活かされないということが結構ある気がします。

 ++ 13.12.20 (fri) ++ 



私の夢は私の研究室を言語心理学の拠点にする事です。

 ++ 13.12.26 (thu) ++ 



仕事の精度を上げるには,やり方を尋ねるのではなく,成果物の評価を求めるべき。

 ++ 13.12.27 (fri) ++ 



本年の更新は今日で最後とします。
1年間ありがとうございました。

また年明けの適当な時期から更新を再開します。

皆様,よいお年を。

  次の月へ


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