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カタリエヌモノ

** 2015.02の カタリエヌモノ **

 ++ 15.02.02 (mon) ++ 



研究者のくせに大して頭が良くないという致命的な欠点をなんとか逆手に取れないか考えてます。

 ++ 15.02.03 (tue) ++ 



研究室はアトリエ。

 ++ 15.02.04 (wed) ++ 



一流の研究者は,どんどん大きな仕事にチャレンジできるので,たぶん一生楽しいんだろうなぁ。

うらやましいです。

 ++ 15.02.05 (thu) ++ 



私は,エリート研究者が
 易々とやってのける仕事
 何の苦労もせず与えられ環境
を自分の努力と工夫で
 ちょっとずつやれるようになったり
 手に入れたり
するのが楽しいです。

 ++ 15.02.09 (mon) ++ 



常に全力を出し続けられる人は一握り。

だから,バカでも常にアクセルべた踏みなら,何とかそれなりになるかも。(無理)

 ++ 15.02.10 (tue) ++ 



愛教に赴任して以来,私のゼミはやたら男むさいのだが,なぜだろう?

−−−−−−−−
参考資料:各年度の心理学履修モデル学生に占める男子学生と藤木ゼミ生

 2011年度 9名中2名が男性→1名の女性
 2012年度 14名中2名が男性→0名
      (4名中1名が男性→1名の男性)
 2013年度 14名中2名が男性→1名の男性,1名の女性
 2014年度 14名中2名が男性→1名の男性
 2015年度 11名中5名が男性→2名の男性
  (ただし,括弧内は院生)

 ++ 15.02.12 (thu) ++ 



都会育ちと田舎育ちの違いの1つとして,あこがれの対象との距離感がある気がします。

私のような田舎育ちの人間は,欲しいな,見たいなと思うものも,どうせ手が届かないと思ってしまいがちな気がします。

 ++ 15.02.13 (fri) ++ 



最近はのんびりと論文読んでると心が安らぎます。
(少しでも研究を進めてないと落ち着かないから。)

 ++ 15.02.16 (mon) ++ 



私の場合,自己評価が正確すぎるので,周囲から多少お世辞でも言ってもらった方が良いのだと思う(笑)。

 ++ 15.02.17 (tue) ++ 



誰からも評価されないのでただひたすら1人で研究しています。

「山に籠もって修行してるみたい」と感じます。

 ++ 15.02.18 (wed) ++ 



私は言語心理学者なので,
「免許教科が国語や英語の学生がゼミに来てくれたら言語の研究ができるのに」
と思い続けてきましたが,よくよく思い出してみると,全く的外れだと分かりました。

参考:歴代ゼミ生の免許教科と卒論のテーマ

 英語:友人関係
 社会:公民的意識
 音楽:文章産出
 英語:動機づけ
 国語:表情認知
 国語:音楽認知
 社会:アイロニー

 ++ 15.02.19 (thu) ++ 



私は実験屋さんなので,
研究室内の誰かが常に実験をしていて欲しいのですが,
そんな生活してるのは院生ぐらいなので,
研究室に院生が来るか,
自分が院生になるかしかなく,
そんな夢みたいな生活はあり得ないと気づきました。

 ++ 15.02.23 (mon) ++ 



地方の片隅で
広く名前を知られているわけでもなく,
かといって,生活に根付いているわけでもないお店とかをやってる様を見ると,
どこにもつながってないものに意味はあるのかとか考えるけど,
私の研究室はまさにそれだとも思う。

 ++ 15.02.24 (tue) ++ 



欧文献を読んでいると,理解のために丁寧に読まなければならないときがあります。
特に,文脈から因果の関係が推測しにくい場合に慎重に読まざるを得なくなります。

そう考えると,
講義の感想シートにとんちんかんなコメントをしてくる学生も,
講義を真面目に聞いていなかったのではなく,
他の学生並みの常識を備えていないために文脈が理解できず,
かつ日本語に不慣れであるために
文脈から因果関係を理解することもできなかったのかもしれないなぁ
と思えます。

 ++ 15.02.25 (wed) ++ 



研究にはインプットの作業とアウトプットの作業があります。

インプットとは,論文や書籍を読んだり,学会や研究会で話を聞いたりする作業です。
アウトプットとは,論文等を書いたり,学会等で発表したりする作業です。

ひたすらインプットし続けなければならない時期は,知識が増えていく楽しさはありますが,具体的な成果物がないことに耐える時期でもあります。

とは言え,私がそれに耐えられるのは,インプットする時間すら作ることができない数年間を経験しているからです。
研究者としては死んでいるに等しい時間でしたが,その時期を経験したおかげで研究できることのありがたさは誰よりも感じることができるようになったと思います。

 ++ 15.02.26 (thu) ++ 



天才は予想を上回る速さで思い描いたことを成し遂げる。
秀才は予定通りに思い描いたことを成し遂げる。
凡才は思い描くばかりで多くの場合成し遂げられない。

せめて私はどんなに周回遅れになっても思い描いたことを成し遂げる人間になりたい。

 ++ 15.02.27 (fri) ++ 



チャンスって巡ってくるものなのかな。

自分で作るものなのかな。
だったら要らない。

自作自演はダサいから。

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