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カタリエヌモノ

** 2016.02の カタリエヌモノ **

 ++ 16.02.02 (tue) ++ 



次の10年の課題は,二十代の自分を真正面から超えられるかだ。

 ++ 16.02.03 (wed) ++ 



学内の研究費。

今年度は昨年度に比べ5万減でした。
来年度は今年度に比べ25万減です。
(ただし,10万のインセンティブがあります。)

今でも研究できてないのに,頭が痛いです。

 ++ 16.02.04 (thu) ++ 



バイタリティある学生はあまり入学してこない。
バイタリティを持たせるのは容易ではない。

 ++ 16.02.05 (fri) ++ 



卒論指導をしていて感じるのは,人はそれぞれ得意とする研究のスタイルがあるということ。

おそらく多くの研究者の中にも自分のスタイルに縛られている人が多いと思う。

 ++ 16.02.09 (tue) ++ 



世の中には
「自分でエサを獲りに行くのが好きな人」と
「誰かがエサをくれるならそれでいい人」とがいて,
これから日本は人手不足になって,
一方でAIが様々な仕事をやってくれるようになるので,
工夫することが好きな人々とAIとが稼いだお金で,
多数派である飼われていたい人々を福祉の対象にしていくんだろう。

創ることに時間を費やしたい人と,
消費することでしか時間をつぶせない人,
両方が満足する。

日本の未来は明るいと思うよ。

 ++ 16.02.10 (wed) ++ 



そう遠くない未来,多くの仕事をAIが行うようになるはずです。
最終的には価値を決める仕事,価値を作る仕事以外は全てAIが行うようになると私は思っています。

 ++ 16.02.12 (fri) ++ 



研究者になりたい人で,
私程度で良いのであれば,
大した能力も努力も必要ないので,
皆なったら良いと思う。

ただ,皆さんも思っているように,
私自身も私程度の研究者では恥ずかしいので,
もっと能力が欲しいし,
もっと努力もする。

 ++ 16.02.16 (tue) ++ 



人生にはそれまでと自分のやり方をがらりと変えるべき時があるんだけど,
それが出来る人と出来ない人とがいる。

 ++ 16.02.17 (wed) ++ 



教員養成課程の必修科目での到達目標は,
・教師として最低限備えておくべきレベル
・学生の実態に合ったレベル
のどちらなのだろう?

私は大学は義務教育ではないし,学び取る能力がない学生は学ばなくて良いと思っている。
社会的責任という意味でも,前者のレベルが当たり前だと思う。
#とはいえ,実際には後者のレベルも考慮に入れないと成り立たないのだけど。

 ++ 16.02.18 (thu) ++ 



昔から「教育学部は小さな総合大学」と聞かされてきました。
つまり,学部内にあらゆる領域の専門家が同居しているという意味です。

教師は小さな博学者であるべきです。
様々な興味関心を抱き,将来様々な道に進む子供達と向き合うからです。

ただ,当事者にその自覚があるのかは私にはわかりません。

 ++ 16.02.19 (fri) ++ 



来年度のゼミ配属が決まりました。
#隣の先生と合同ゼミなので,楽しみです。

−−−−−−−−
参考資料:
各年度の心理学履修モデル学生に占める男子学生と藤木ゼミ生
(ただし,括弧内は院生)

 2011年度 9名中2名が男性→1名の女性
 2012年度 14名中2名が男性→0名
      (4名中1名が男性→1名の男性)
 2013年度 14名中2名が男性→1名の男性,1名の女性
 2014年度 14名中2名が男性→1名の男性
 2015年度 11名中5名が男性→2名の男性
 2016年度 13名中2名が男性→1名の男性

 ++ 16.02.23 (tue) ++ 



心の仕組みを説明するときに,その説明の中に意図を介在させたら無意味。
心がどうしたいかではなく,何が起こって我々の意思等が生じたかを説明しなければならない。

 ++ 16.02.24 (wed) ++ 



心の仕組みの何かが我々の意識を生じさせることと,
我々に自由意志などないとすることとは
同義なのだろうか?

 ++ 16.02.25 (thu) ++ 



論文(*1)を投稿しました。

今度はすんなりと採択されると良いなと思います。

−−−−−−−−
(*1)「15.12.16」参照。

 ++ 16.02.26 (fri) ++ 



論文の質が低いから不採録になるのか
査読の質が低いから採録できないのか

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