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カタリエヌモノ

** 2017.08 カタリエヌモノ **

 ++ 17.08.01 (tue) ++ 



学生が持ってくる論文に,しばしば先輩や後輩の論文が引用されてる。
でも,私の論文が引用されてるものを持ってくることは皆無なんだ。
いや,私の論文がそもそも引用されないからか。
(逆に言うと,先輩も後輩も私以外はみんな偉大。)

 ++ 17.08.02 (wed) ++ 



専門がわかりづらいからか,
学生は私の専門を忖度してテーマを選んだりはしない。

 ++ 17.08.03 (thu) ++ 



先日学長のお話を伺った際,その内容から,
英語で論文を書かないやつは研究者としてカウントされてない
ということがよく分かりました。
#「すーぱーぐろーばる大学」ですので。

 ++ 17.08.07 (mon) ++ 



学習科学の分野で最先端を行くことはない。
なぜなら,学習科学を本気でやっている人にはかなわないから。

それでも学習科学を生業としていかなければならない。
納得して生業としてくためには,自分を納得させるものがいる。

納得して働くために,自分の専門もしっかりとやらねばならない。

 ++ 17.08.08 (tue) ++ 



自分の仕事と研究と,それぞれの領域の文献を読まなければならない。
なのに,読解速度は他の研究者の半分以下。

 ++ 17.08.09 (wed) ++ 



再投稿していた論文(*1)が採録されました。
#前所属での「後期の無茶」の成果第3弾。

--------
(*1)「17.07.10」参照。

 ++ 17.08.12 (thu) ++ 



明日から1週間,お盆休みとします。

次回更新は21日(月)の予定です。
#ネタがないのでもう少し長く休むかもしれません。

 ++ 17.08.28 (mon) ++ 



お金と時間があったら,
夏休みに,
どこか長期滞在できる宿で
文献読んだり論文書いたりできるんでしょうけど
どちらもない。
#研究室には長期滞在。

 ++ 17.08.29 (tue) ++ 



私が優れた研究者になりたいと願う結果が
大学教員としては,学生たちにも還元さるものであるべきだとは思う。
けれど,私は言語心理学がやりたいのに,学生たちは教育心理学をやる。
大学教員としての仕事を優先していると,私が研究者として本当にやりたいことはなかなか出来ない。
還元以前に,優れた研究者になろうとすることが難しく,歯がゆい。

 ++ 17.08.30 (wed) ++ 



学士というのは,高度な意思決定をする上では具体的操作が出来るようになった段階。
大学院での教育は,問題や解決法を一般化して思考するための力量をつけるためにある。

 ++ 17.08.31 (thu) ++ 



若い頃は努力することの大切さを知りませんでしたが,
経験を重ねることで,コツコツやることの効用とコツコツやるための忍耐とが身についてきました。
ようやく(学問ではなく)「勉強」ができる人間になってきました。

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