教授からのメッセージ

木内 良明

Professor
木内 良明Yoshiaki Kiuchi

広島大学視覚病態学教室(眼科)が目指すもの

初期研修医の皆さんへ

広島大学眼科学教室が目指す教室運営の方向性は、広島から世界に新しい医学の情報を発信することではありません。眼科に入局した医師を高く売りつけることにあります。関連病院に出向するに当たり、できるだけ高いお給料で、なおかつ当直を含めた病院のDutyを極力減らすことを病院長にお願いしています。小さい子供がいても全く配慮してくれない病院があります。常勤医師が待遇の改善(機器購入、看護師や検査技師の配置など)をお願いしても、国あるいは地方自治体の決まりだからといって全くこちらの声に耳を傾けてもらえない病院もあります。勤務医の特権は自由な時間にあると考えています。週に1日、できたら半日でも大学病院やほかの特殊な病院(たとえばこども病院やガンセンター)で研修をしたいと考えるのは当たり前です。学会にもできるだけ参加したいと考えるのが普通の医者です。それを許さない病院があります。そのような病院にはできるだけ医師を派遣しないことにしています。大学病院で勤務すると大学からいただける給料は多くありません。でも関連病院で診察、あるいは手術をすることで、それなりの収入を得ることができます。税金をひいた後に残る金額が下手に開業するも上回る額を目指しています。すでに講師以上はそのレベルにあります。労務関係に頭を悩ませないですみますし、ヨーロッパでもアメリカでもお盆やお正月に関係なく学会に行けます。最終的には大学を離れて民間病院で勤務するにあたっても、そこの病院長から多額の契約金を提示してもらえる医師を育てることを目指しています。2980円の白衣を支給してもらえるだけの医師になるのか、3億円を提示してもらえるのか。厚遇される医師はどのような医師か想像してください。そこから逆算すれば何をすればよいのかわかるでしょう。何もできない新人から給料が高いとは考えないでください。ステップアップのチャンスは必ずあります。それをつかむかどうか、つかんで努力するか、それは全てあなたしだいです。楽に儲かるなどと夢にも思わないでください。楽して儲かる話はすべてうそです。医学部に入学する前、国家試験を受ける前はそれなりの努力をされたと思います。人生をステップアップさせるにはそれなりの努力が必要です。その努力に見合った報酬を、そのステップアップを手助けするのがわれわれ教室の役目です。顔を上に向けて目標を高く掲げましょう。

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