自分の足元で,身の回りの事がネットで少しでも便利になったら,それはそれで
とても意味があると思います。
教室内の共同作業の為のファイルサーバ,事務連絡に使うWebサーバ等を一医局の
素人集団がいかに試みているかをお話しし,ご助言を頂きたいと思います。
第4回 HINETオフラインミーティング 事例発表会
1997年 3月22日 (土)
午後3:00-5:30 理学部AV教室(E002)
########## 部局内LANの構成と使用感 ############
0.構成図
1.HiNETとの接続
######### これからの予定 ############
########## 雑感 #############
医局員が日常の事としてネットを使用するようになってくると,なるほど
これは便利なものである。
インターネット=世界,と思わなくても足下の事が便利になると,これは
これで非常に役立つ。
ただ,いったんサーバなるものを立ち上げると,そこには管理者が生まれる。
例え小部局であろうとも管理者には責任が肩に乗ってくる。
管理者(特に私たちのような素人の)は自分の能力までの事はやろうとは
思うが,自ずから技術的な限界や時間・体力的な限界はある。また,維持管理は
思ったよりも仕事量がある。
コンピュータの好き者にまかす,という姿勢はそれなりの評価を与える事と
表裏一体でなければならないのではないだろうか。
少なくとも学部単位での話であるならば,そこには管理者に多大な負担がかかる
事をあらかじめ分かっていなければいけない。
しかし,「本業とは異なる」との認識の元に,理解しようとも思わない向きも
存在する。
私たちの部局の小さなネットワークは何とか私たち素人だけで構築して維持できる
規模の限界であるようにも思う。
大規模なネットを構築する際は,それなりの機材や人的資源が必要で有る事を
しっかりと認識して取り組むのでなければやらない方が良い。
ネットの構築を行ってみて,大規模なネットはボランティアでは成り立たない事が
良くわかる様にもなった。