VIVA FAMILIA!
3年前、18万円で買ったS−13シルビアの車検が5ヵ月後に迫っていたH13年の5月、とある筋から1枚のチラシが私の手元に
届きました。これがマツダスピードファミリアとの最初の出会いでした。
購入まで
「まだ、世間には配られていない」というそのチラシには他の見慣れたマツダ車に混じって、見慣れない1台が・・・。「マツダスピ−
ド仕様スポーツセダン」という、うたい文句でチラシのトップを飾ってるその車・・・。
第一印象は「ファミリアにしてはえらく派手だなー。」でした。ただ、「限定100台」と書いてあるのですが、それが広島限定100台なのか全国
限定100台なのかさえこの時点ではわからなかったのです。
とりあえず情報収集を、と思い、近くのア○フィニに問い合わせたら、しばらく待たされてから、「こちらも詳細がわからないので後日
連絡します。」とのこと。マツダスピードファミリアは未だ謎に包まれたままなのでした。
とりあえず実物を見に
ア○フィニから、「展示車が入った」との連絡があったので、その週の土曜日、車好きのN氏と見に行くことに。N氏もマツダ
スピ-ドファミリアのことは知りませんでした。
展示車を見て第一印象は「イン○レッサみたい」でした。実車を見てまず反応したのはN氏。N氏は2年前にS−ワゴンを買ったばかり
でしたが、この車がずいぶん気に入ったようで、「家族と相談する。」と言って、帰って行きました。
ボンネットを開けるとすぐに目に付くのが黄色いストラットタワーバー。この他、圧縮比アップ、カムシャフト変更、バルブタイミング
見直しなどにより、スポルト20から5psの出力アップが図られています。
購入
翌日、購入を決意したN氏とともに販売店に。N氏はさっさと申込書にサインして、S−ワゴンの下取りの手続きを済ませてしまいまし
た。問題は私。「全国限定100台なのでこの土日で完売する可能性が高い。」という営業の言葉は嘘ではなさそう。あまり本気で購入
を考えていなかったので、突然決断を迫られ、困る私。
キャンプや、スキーに行くのでどちらかと言えば、今までS−ワゴンのような車を考えていました。それで、昨日もスポルト20を試乗したところ
でした。MTだし、気軽に乗れそうな車でないので衝動買いするには、あまりにリスキーな買い物。しかし、これを見た後ではスポルト20も
平凡に映ってしまうのと、限定車と言う言葉に負けて(限定ものに弱い)翌日在庫が確認されたマツダスピードファミリアが新しい愛車となったのです。
買っちまった
完売御礼
翌週N氏から、「あの車、水曜日くらいに売り切れたらしいよ。」という話を聞きました。チラシを見たのが木曜日だったので、実質1週間
かからずに100台完売したわけです。チラシを見てから店に走った人は、間に合わなかったんじゃないかな。そんなわけで、世間では、
こんな車が売り出されたことを知らない人が多いようで、よく「この車、何?」って、聞かれます。
ちなみにこの後、極秘裏(?)に109台が追加販売された模様。端数の9台といい、いつ売りさされたか、わからない売り方といい、
謎の多い車です。
17インチ
ひときわ目を引くRacingHeart製の17インチアルミホイール。格好はいいのですが、ユーザーの間ではオーバースペックだとの意見を
よく聞きます。実際、ジムカーナなどでは運動能力が落ちるという理由から、16インチ以下のホイールが使われるようです。
通勤快速
ファミリアの普段の使い方は通勤の足。毎日70km以上乗るので慣らしはすぐに完了。この調子で乗ってたら、すぐに過走行で下取りつかな
くなるでしょう。シルビアに比べて40psくらい出力アップしているので高速道路でもさすがに余裕があります。燃費は渋滞路を走らないので
リッター13km位。まさに通勤快速。
ラフアイドル
マツダスピードファミリアオーナーの間でよく言われているのが、アイドリングのばらつき。私のも寒いときとか、交差点で停車した
瞬間、息絶えそうになる瞬間があります。思わず「おいっ、しっかりしろ!」と叫びたくなりますが、まだ止まったことはありません。
メーカーからカムシャフトの交換サービスが始まっています。ただ、交換すると1.5%ほど出力が落ちるそうです。まだ、止まったことは
ないので、しばらく交換せずに様子を見るつもりです。
サスから異音(2001.11)
11月位から時々リアの足回りからギシギシ音が出るようになりました。寒いときに良く出るような気がして、ディーラーに預けて
様子を見てもらいましたが、「サスペンションの純正部品との相性が悪いので、しょうがない。」らしい。走りに支障がないのならいいか
と思って放ってあります。
チューンナップ
チューンナップと言えるようなチューニングはしていません。やった事といえば、買ってしばらくして、プラグをNGKのイリジウム交換しました。
なんとなく、アイドリングのばらつきが解消されたような気がしました。ついでにN氏に頼んでアーシングも行いました。仕上げにヘッドライト
のバルブを高効率バルブに交換。大掛かりな改造はできないし、金もないので「買ったときから改造車」(ちなみに車検は持ち込み車検になる)
は楽でいい。つぎは、プラグコードの交換くらいはしようかと思っています。
プラグコード・エアフィルター交換(2002.6)
プラグコードとエアフィルターを交換しました。両方ともAutoexeの製品で、エアフィルターは純正交換タイプのものにしました。早速、
取り付けてみましたが、プラグコードのほうで問題発生。エンジンをかけると、しばらくして、アイドリングが不安定になり、止まりそうになることも。
手に負えないので純正に戻して、ディーラーに運んで見てもらったところ、取り付けに問題はないが、コード自体がシビアにできていて、
調整しないとうまく機能しないとのことです。店の方が、Autoexeに電話で問い合わせながら、なんとか、うまく取り付けてくれました。
また、8月ごろ、エンジンのふけが悪くなったような気がして店で見てもらったら、悪いところはないが、エアフィルターを高効率タイプにすると、
暑い時期には、燃焼に燃料の供給が間に合わなくなって、トルクが細くなることがあるそうです。こういうことって、意外と微妙で難しいんですね。