活動状況

2018年度 HINDAS 第2回 研究集会 報告

【主催】南アジア地域研究 広島大学拠点(HINDAS)

【日時】2018年6月16日(土)14:00〜17:00

【場所】広島大学 文学研究科 1階 大会議室(東広島キャンパス)

【報告】

陳 林(広島大学/人間文化研究機構)・勝又悠太朗・古屋辰郎(広島大学・院):

「2000年代以降インドにおける人口変動の空間特性

1991年の経済自由化以降、インドは急激な経済成長を遂げている。この成長はインドに急激な空間の変化をもたらしている。本発表は新しい経済空間の台頭によって、インドの人口集中にいかなる特徴が現れているのかを明らかにするものである。分析の結果、インドの人口増加は激しい地域間格差をともなっている。ヒンディー・ベルトのUP、BR州における人口集中は労働力の農村地域への大量滞留を示している。一方、社会的な基盤が整えられている南インドでは農村人口の減少が観察された。都市人口の増加は主に百万人以上の都市を中心に進んでいる。この増加は中心地域への集中と特大都市の周辺地域への分散との構図がみられる。

           

土屋 純(宮城学院女子大学): 

「ムンバイにおけるジュエリー産業の集積に関する一考察」

本発表では、ムンバイ都市圏に集積しているジュエリー産業について報告した。ムンバイのジュエリー産業では、高級ブランドが貴金属、宝石をふんだんに活用したジュエリー生産・販売しているだけでなく、ファッションジュエリー・イミテーションジュエリーと言われる金メッキ製などの格安ジュエリー生産・販売が盛んである。高級ブランドはムンバイ各地に直営店があり、郊外住宅地にもブランドショップの集積地が存在している。イミテーションジュエリーについては、都心のフォート地区内にあるザベリバザールに大集積地がある。ザベリバザールは卸売(小売、工場も)が中心で、その販路はインド国内だけでなく中東や欧米地区などグローバルに広がっている。近年ではインターネット通販に展開しており、インドのイミテーションジュエリー流通のグローバルハブとなっている。

    

                             

 

     

 

     

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