研究内容
1. 森林生態系の長期的な変化や気候変動に対する応答を調べます
- 気候変動が森林の生態系機能や生物多様性に及ぼす影響
- 生物多様性と生態系機能の関係性(B-EF)
- 生物多様性を高めることで気候変動が生態系機能に与える影響を緩和できるか?
- 機能形質の多様性や組成、森林構造の多様性
研究対象地 | カナダ、アメリカ、日本、中国 |
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アプローチ | 大規模長期モニタリングデータの解析(カナダ永久調査区、国内モニタリングサイト1000など) |
キーワード | 気候変動影響、炭素・バイオマス、生産量、枯死量、長期動態、安定性、レジスタンス、温暖化、乾燥化、バイオマス動態、長期生態観測網、時空間データ解析、統計モデル、機械学習 |
研究成果
- 主著または責任著者による成果
- 共著による成果
2. 野生動物に配慮した都市・農地・里山景観を考えます
- 都市や農地における小面積緑地と生物多様性(哺乳類・鳥類)
- 都市や農地における緑地や樹林帯の役割
- 代替生息地としての水田の役割
研究対象地 | 広島県、福井県、石川県、京都府 |
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アプローチ | フィールドワーク、地理情報システム(GIS) |
キーワード | 鳥類群集、ヘッジロー、人工湿地、都市生態学、農地生態学、景観生態学、土地利用放棄(耕作放棄や施行放棄森林)、グリーンインフラ、都市緑地、生息地分断化 |
研究経過
河北潟総合研究(2021)森林研究(2023)
3. 野生動物の基礎生態や生活史を調べます
アプローチ | フィールドワーク(定点調査、カメラトラップ、糞分析、フィールドサイン調査) |
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進行中のトピック
- ヒバリの生態と環境利用
- チョウゲンボウの行動生態(共同研究:長野県中野市;十三崖チョウゲンボウ応援団)
- 食肉目動物の食性ニッチ(共同研究)
主著による研究
- ブルガリアにおけるムナジロテンの食性
- 亜高山帯におけるホンドテンとホンドギツネの食性
- 中型食肉目動物の食性と広域環境要因(メタ解析:テン類、キツネ、ベンガルヤマネコ)
共著による研究
- 森林性甲虫類の多様性と長期動態(Ecology Letters 2022)
- ノジコの繁殖分布の環境規定要因
- 人間の活動がタヌキの排泄行動パターンに与える影響
- ハクビシンの食性