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トライアングルプロジェクト

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 放射線災害・医科学研究拠点では、放射線災害医療に関連する学術領域のボトムアップを図る目的で、全国の研究者からの共同研究、機器利用の募集を行ってきた。しかし、本学術領域のさらなる発展のためには、このようなボトムアップ型の研究プロジェクトとともに、3拠点研究機関が構築するネットワーク型研究拠点の強みを生かしたトップダウン型プロジェクトを推進する必要がある。

      

 3拠点研究機関では、広島大原医研が基礎的な放射線生物学,長崎大原研は甲状腺がん研究や国際的なフィールドワークを中心に、原爆、原子力災害についての独自の研究、そして福島医大ふくしま国際医療科学センターは福島第一原発事故被災地域をフィールドとした研究を進めてきている。これらの研究の中には3拠点研究機関の協力により、研究の質と量を向上させることが可能な研究プロジェクトが存在する。そこで、これまで独自に進めてきたこれらの研究プロジェクトを、以下の3つのテーマについて3拠点研究機関で連携して推進するトップダウン型プロジェクト「トライアングルプロジェクト」として開始することとした。

      

テーマ1)低線量被ばく影響とリスク研究:キーワード;甲状腺がん、分子疫学、放射線リスク評価・管理、動物実験系、
     細胞実験系、ゲノム変異、応答修復学、ゲノム医学       
テーマ2)放射線障害医療:キーワード;再生医療、放射線医療副作用・軽減、災害医療被ばく者腫瘍、被ばく者医療       
テーマ3)放射線災害の社会影響と放射線防護:キーワード;リスクコミュニケーション、疫学、放射線防護、線量評価

      

 各プロジェクトでは、3拠点研究機関のうち2以上の拠点研究機関に所属する研究者(教授、准教授、講師及び助教)が融合した研究チームを創出し、放射線災害・医科学研究に積極的に取り組む活動を支援する。プロジェクトの調整は、それぞれのテーマについての専門家が構成するコーディネーター会議が行い、拠点本部会議で最終的なプロジェクトを決定した。平成29年度は、テーマ1として9プロジェクト、テーマ2として9プロジェクト、テーマ3として7プロジェクトの合計25プロジェクトをトライアングルプロジェクトとして推進することとした。

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