※お約束ですがここに紹介することをあなたが実施してあなたの車が壊れたり事故をしたりしても当方は一切の責任はとりません!
1.まず写真のようにエアフィルターからタービンの吸入口に行く配管をはずします。
2.次に配管の下側にあるブーコンシャフトの納められた燃料調整の蓋をはずしてください
3.これでブーコンシャフトのついたゴム板を取り出します。ここで注意しないといけないのはこのゴムは、端の方が柔らかくなっていて
破れやすいので決して破らないでください、万一破れたりするとブースト圧に対して燃料増量がうまく行えなくなります。
実際見てみれば分かると思いますが丁度スピーカーのコーン紙の端っこに似ています。
4.写真は既にブーコンシャフトを削った後ですが写真の様に中心に行くほど削ってやるのがポイントです。しかしあまり削りすぎると今度は
黒煙が多くなるだけなので丁寧にちょくちょく削る方がいいでしょう...
何を使って削ったのかは、最初ベルトサンダーで削っていき、その後目の小さな紙ヤスリで表面を丹念に仕上げました。このあたりは
重要であまりガタガタになっているとピンがなめらかに滑らないのであまりよろしくありません
低速から過給を効かせたい場合上部から中心に向かって行く場所の最初の方を削ってやりますが実際走行していると出足の時にかなり
黒煙が出てしまうのでやめた方がいいでしょう...
もしも、黒煙が多くて走る気にならない時は...
ピンは片方から出ているだけです。元に戻したいときは180度回転させてピンの方に削っていないブーコンシャフトの面を当ててやります。
5.あとはブーコンシャフトを元に戻して終わりです。その後実際走行してみて黒煙が出過ぎていないかを調べます。以前とパワーが変わらない
と言う人は削った面がピンに当たっていません、もう一度ピン位置とブーコンシャフトの面とを調べてください
なおブースト圧が上がるからと言ってむやみにあげてもターボが壊れてしまうぐらいでいいことはありません、せいぜい1kg/cm2がいいところ
でしょう...
もちろんパワーが上がると言うことは熱も出るし、その他駆動系に負担がかかるのでノーマルよりは寿命が短くなります。なので2L-Tユーザー
の人はよく考えてから改造しましょう...
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