データの保存と移動について | ||
パソコンを使用する機会が増えると,いろいろな場所で同じデータを使うことが多くなります.そのためには 以下,少し長くなりますが,全部読んで正しく実行すれば,データの消失で痛い目に遭うことを防ぐことができます. (1)ファイルを保存する ★ファイルを保存する場所★ Windowsで新しく保存するときは,ファイルメニューから『ファイルに名前をつけて保存』を選びます. ICE端末の場合に限り,public_html フォルダに保存すると,他の場所から簡単に読み出すことができます.(4)参照. ★ファイルに名前をつける★ 重要★ファイル名は英数1バイト文字だけを用いる,スペース・記号不可,日本語は避ける★ ファイル名にはなるべく英数文字(1バイト文字,A-Z, a-z, 0-9)だけを使ってください. ★こまめに保存すること 一旦名前をつけて保存したファイルは,『保存』コマンド(Ctrl + S)だけで保存できます.アプリケーションが突然停止することは普通に起こりますから,少し入力したら,Ctrl + S (Ctrl を押し下げた状態で,Sキーを一回打つ)で保存する習慣をつけてください. ICE端末(演習室等)で保存したファイルは大学サーバーの個人アカウント(容量400 MB)に保存されます. 文学部LL教室や,研究室のパソコンの場合,ファイルはそのパソコンの中に保存されます.共用のパソコンの場合,ファイルはデスクトップに保存した後,以下の方法でコピーを記憶装置やサーバーに送り,別途保存ができた時点で消去しなければなりません.公共のマシンに個人ファイルを残してはいけません. (2)データファイルを記憶装置にコピーする 一番安価で使いやすい記憶装置は,USBフラッシュメモリです.128 MB, 1500--2000円のものを生協などで購入してください.写真や音楽のファイルを大量に保存したい場合,1GBとか,2GBといった大容量のものが必要ですが,授業のレポート,資料などはふつう,100MBあれば十分です. USBは平たい長方形の断面をもち,三つ叉のほこのようなシンボルのついた端子をもっています.ほとんどすべてのパソコンはUSBコネクタがついています.端子の断面を見るとすぐわかりますが,上下を間違わないように接続します.上下を間違うと挿入できません. 接続すると,USBフラッシュメモリのインディケータが点滅し,やがて,画面にリムーバブルディスクとして表示されます. デスクトップにあるファイルをコピーするためには,ファイルのアイコンをマウスでリムーバブルメディア(記憶装置)のウインドにドラッグするだけです.他に保存してある場合,そのウインドウを別に開いてドラッグします. ★USBフラッシュメモリの取り外しは慎重に★ USBフラッシュメモリにデータが書き込まれている間,USBフラッシュメモリのインディケータが点滅します.点滅している間に抜くと確実にファイル(おそらく全部)が読み出せなくなります. ★USBフラッシュメモリを信頼してはいけない★ USBフラッシュメモリのデータは簡単に消滅します(消滅はたいていレポート印刷・提出直前に起こります!).一つのUSBフラッシュメモリだけに多量のデータを保存していると,取り返しの付かないダメージを受けます.複数のUSBフラッシュメモリ,個人パソコンのハードドライブ,CD-ROM, 外付けハードドライブなどにこまめにバックアップを取るようにしてください. 大学のサーバは慎重に管理されて常にバックアップも取られており,理想的なファイルの一時保存場所です. (3)電子メールの添付書類として自分宛に送り別の場所でメールを受信する, (4)ウェブサイトを使ってファイルをダウンロードする(ICE 端末:演習室など) ★ICE端末で public_html フォルダに保存してブラウザ・メールでダウンロードする: この方法では,普通ファイル名を知らない人はファイルをダウンロードすることはできません.しかし,public_html内のファイルすべてを無差別にダウンロードするソフトも流通しているため,絶対に安全とはいえません.重要な情報は(5)の方法で public_html以外に保存するようにしてください.(5)の場合もサーバ管理者は必要が生じれば[普通生じません]ファイルを見ることができます. Windowsの一般的な設定では,拡張子(上の場合 .doc)が表示されません.しかし,この方法をとるためには拡張子まで正確に(大文字小文字も厳密に区別して)入力する必要があります.Windowsで拡張子を表示させるためには:
(5)ファイル転送機能を使って大学のサーバに保存(アップロード)したり,読み出し(ダウンロード)したりする(任意の場所から) (4)の方法は演習室等のICE端末に限られます.文学部LL教室や,各研究室,学外のパソコンから同様にファイルのやりとりをするためには,FTP(ファイル転送プロトコル)を用いてファイルのアップロード,ダウンロードをします.この方法については,情報メディアセンターの解説を読んでください. http://www.media.hiroshima-u.ac.jp/modules/tinyd0/index.php?id=58 保存できるファイルは合計400 MBまでですが,不要なファイルはこまめに消去してください.日本語ファイル名は使えません. |
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...by Koji Okumura, 07 June, 2007
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