旧システム(グループアカウント)からクラウドメール(共有メールボックス)へのコピー方法

方針
メールクライアントから旧システムとクラウドメールの共有メールボックスの両方にIMAP接続を設定し、メールアカウント間でメールやフォルダをコピーします。
用意するもの
IMAP接続が可能、かつ2つ以上のメールアカウントが設定できるメールクライアント
手順
  1. あらかじめ「広大メールの利用方法」にしたがって、旧システムに対するグループアカウントのメール設定ができているものとします。

    以下では「Thunderbird 38.1.0」を例に説明しますが、他のメールソフトでも同様の方法で設定できます。

  2. メールアカウントを右クリックして、「設定(E)」を選択します。

  3. 「アカウント設定」ウィンドウが開きます。
    「アカウント名(N)」欄を変更して(ここでは"OLD_"を先頭に付加しています)、「OK」をクリックします。
    同じアカウント名で設定ができないためです。

  4. メールアカウントが変わっている("OLD_"が先頭に付加されている)ことを確認し、再度「設定(E)」を選択します。

  5. 「アカウント設定」ウィンドウが開きます。
    「アカウント操作(A)」から「メールアカウントを追加(A)...」を選択します。

  6. 「メールアカウント設定」ウィンドウが開きます。
    以下の表の内容を入力し、「続ける(C)」をクリックします。
    「パスワードを記憶する(M)」のチェックは外してください。
    「パスワード(P)」に自分のパスワードを設定するのがポイントです。
    あなたのお名前(N)グループ名(huc12)
    メールアドレス(L)グループのメールアドレス(huc12@hiroshima-u.ac.jp)
    パスワード(P)自分のパスワード(グループのメンバーである必要があります)

  7. 「手動設定(M)」をクリックします。

  8. 以下の表の内容を入力し、「再テスト(T)」をクリックします。
    「ユーザ名」に「自分のユーザ名¥グループのメールアドレス」を設定するのがポイントです。
    サーバのホスト名ポート番号SSL認証方式
    受信サーバ:IMAPoutlook.office365.com993SSL/TLS通常のパスワード認証
    送信サーバ:SMTPsmtp.office365.com587STARTTLS通常のパスワード認証
    ユーザ名:受信サーバ:自分のユーザ名¥グループのメールアドレス送信サーバ:自分のユーザ名¥グループのメールアドレス

  9. 「次のアカウント設定が、指定されたサーバを調べることにより見つかりました。」と表示されたら、「完了(D)」をクリックします。

  10. メールアカウントが追加されたことを確認して、「OK」をクリックします。

  11. 共有メールボックスのメールアカウントが登録されます。
    2つのメールアカウント間で、「受信トレイ」のメールをコピーしたり、作成していた「フォルダ」をドラッグしてコピーすることができます。


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