災害医療への取り組み

地震や津波、土砂災害などの自然災害や航空機事故・列車事故といった人為災害で同時に多数の傷病者が発生した場合には、傷病者数に対して医療資源が圧倒的に不足した状態になります。限られた医療資源で多数の傷病者の治療に当たることが求められ、平時とは異なる概念の下で医療を行う必要があります。
わが国では、阪神・淡路大震災を契機に、災害拠点病院の整備、広域災害・救急医療情報システム(Emergency Medical Information System : EMIS)の整備、災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team : DMAT)の養成が行われてきました。

災害派遣医療チーム

当院は広島県災害拠点病院に指定されています。高度救命救急センターのスタッフを中心に多職種からなる17名のDMAT隊員が在籍しています。2011年3月の東日本大震災、2015年8月の広島市大雨土砂災害において、現地へのDMATの派遣、拠点病院として重症患者の受け入れを行ってきました。
平時から病院前救急医療や重症傷病者の診療を担当する私たちには、災害医療においても中心的な役割を担っていくことが求められています。

DMAT隊員(平成28年4月現在) 17名
医師5名(統括DMAT1名)、看護師8名
業務調整員4名(薬剤師2名)

DMAT隊員

広島大学 救急集中治療医学
〒734-8551広島市南区霞1-2-3 
TEL:082-257-5456