地域の皆様・患者様へ

臨床研究のため「診療記録」の使用についてのお願い

広島大学病院高度救命救急センター・ICUでは開設以来、広島全域の重症救急患者さんを救うことに全力を尽くして参りました。また同時に、救急集中治療医学は歴史も浅く未開の部分が非常に多い分野の一つであり、大学病院の責務として新しい発見をし、よりよい医療が提供できるよう日々研究に取り組んでいます。

治療上得られた診療データは非常に大切な情報であり、そのデータを集積及び解析することで新しい知見を得ることは、医学研究の大きな柱の一つです。これを「臨床研究」と言い、全国や全世界の規模での研究にもデータを持って我々も協力参加しています。
そこでこのような臨床研究を進めるにあたり、「診療記録」(診療録や検査データ、画像データ)を診療以外の研究目的で利用させて頂きたく、その方法についてこの場でご説明させて頂きます。

方法は、患者さんの診療を行った後に「診療記録」を振り返り検討するというものです。
診療後の作業ですから、患者さんの診療内容に影響を与えることはありません。また、作業にあたっては個人の特定に繋がる情報は元データと切り離して扱うなど厳重に管理し、患者さんのプライバシーが侵害されることはありません。また、データ利用が適正かどうかについては、独立した臨床研究部門の審査を受けます。
以上の方法による「診療記録」の使用について拒否されることは自由意志であり、いつでもそのことを申し出ることができます。その場合においても、患者さんの診断や治療には影響なく不利益を被ることは決してありません。

今までも患者さんのご協力で医学は大きく発展してきました。自分たちの家族や子孫のためにも、このような形での「診療記録」の使用につきご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

ご不明な点がありましたら、いつでも担当のスタッフにご質問ください。
是非ともご協力を賜りますようここにお願い申し上げます。

広島大学病院高度救命救急センター・ICU
センター長  志馬伸朗

研究に関する情報の公開

広島大学 救急集中治療医学
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