緊急被ばく医療

緊急被ばく医療; Radiological Emergency Medicineは,いつでもどこでも誰でも受けられる医療といえます。東日本大震災・福島第1原発事故以降さらにその重要性は更に叫ばれています。東海村JOC事故以来、本邦に緊急被ばく医療システムが整備され、当時より広島大学病院は国から3次被ばく医療機関に指定され、様々な活動を行ってきました。

緊急被ばく医療


2011年3月に起こった東日本大震災、それに伴う東京電力福島第1原発事故は全世界に大きな衝撃をもたらし、長年緊急被ばく医療に関わってきた私達にも大きな影響をもたらしました。福島第1原発事故後現地にスタッフを派遣し、住民への線量測定やその後の健康管理、被ばく医療体制の構築を行ってきました。それは我々にとっても、とても有意義な経験となり、必ず今後に生かしていく使命があると考えています。

線量測定

本年度より、原子力災害対策指針の中で「原子力災害医療・総合支援センター」・「高度被ばく医療支援センター」に指定され、引き続き日本での緊急被ばく医療の中心を担っていくこととなります。スタッフ・職員への教育、近隣病院への教育、隣接県への講習・指導の他にHICARE(放射線被爆者医療国際協力推進協議会)/IAEA(国際原子力機関)と連携した教育を行っており、今後も緊急被ばく医療への更なる理解を深めるための努力を行ってまいります。

広島大学 救急集中治療医学
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