広島大学病院から連携施設での研修【新庄 慶大】

滋賀県長浜赤十字病院
preventable trauma disability PTD;防ぎ得た外傷後遺症害)への挑戦

広島大学病院から連携施設での研修後期研修の一年間を大学病院で過ごし、重症外傷で搬送された患者の命が助かる場面に多く出会い感動とやりがいを強く感じました。一方で、救命はなされても重度の後遺障害に悩まされ、社会復帰は疎か離床すら叶わない患者 診療にも 携わりました。そうした患者の力に少しでもなれたらとの思いが、私の preventable trauma disability への 興味や原動力となりました。
志馬教授に相談したところ、外傷救急を学べる場として長浜赤十字病院を紹介していただき、2018 年 4 月からの 14 カ月間、外傷整形外科研修の機会をいただけることとなりました。長浜赤十字病院は三次救命センターを擁し、年間救急車搬送台数 3,808 台、軽傷から重傷までを扱う地域中核病院です。私はそこで救急車の受け入れから ICU 管理、麻酔導入、手術の執刀、リハビリテーションや時に IVR までの 全過程を各科の指導医のもと経験させていただきました。執刀数は 130 症例に及びました。超急性期の手術やリハビリテーションの介入により、多発骨折や骨盤骨折などの患者の離床がすすみ社会復帰が可能になった患者や高齢者で寝たきりにならず自宅退院できた症例を多く経験させていただきました。
今回の研修を通じて、PTD をなくすために救急医がもっと外傷診療に精通し積極的に関与しないといけないことを改めて痛感しました。このような機会を与えてくださった志馬教授、長浜赤十字病院の皆様に感謝致します。ありがとう ございました。

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