『接吻 Seppun』 を観ました。 この映画を1日の最後にして良かった。 最初に観たら、1日ずっと引きずってました、たぶん。 何と言っても、小池栄子ちゃんの演技がすごかった! 「栄子ちゃん」 なんて言っては失礼ですね、「栄子さん」 です。 本当にすごかった。 狂気、と言うのか、凶気、と言うのか、鬼気迫るものがありました。 この演技に賞を与えなくて、どうする!? って思いました、本当に。 何と言えば良いのか………本当に怖かった。 小池栄子さん演じる京子の狂気が怖かった。 ラストシーンは早い段階で予想できたのですが、「こういう展開になるのだろう」 と思っていても、やはり怖かった。 「予想どおりにならないでほしい…」 と思いながら観たけど、やはりそのままだった。 ラストまで観て、タイトルの 『接吻 Seppun』 の意味がわかったような…いや、わからないような…。 あの 「接吻」 に意味はあったのか? 狂気に包まれた、衝動的な 「接吻」 であったのか? 重い…重すぎます。 …ダメだ、思い出したら考え込んでしまいます。 重すぎます、この映画は。 本当に今日1本目ではなく、最後の映画で良かった。 でも、京子のように凶悪犯罪の犯人にある種のシンパシーのようなものを抱いて、それが恋心に化けていってしまう人は実際にもいるのだろうな、と思いました。 それが間違っているかどうかはわからないけれど、何と言うのか、おそろしいことだとも思う。 あー、うまく言えない。 本当に重い映画でした。 でも、サロンシネマでの公開が決まってからずっと観ようと思っていた映画なので、観て悔いなし。 悔いなしどころか、観て良かった。 すごかった、本当に。 サロンシネマ2で、1週間限定公開の映画です。 興味をもたれた方は、お早めに映画館へ Go!
帰りの車の中では、極力この映画のことは考えないようにして、『たみおのしあわせ』 のことを考えて、くすくす思い出し笑いしてました。 そのくらい小池栄子さんの狂気がすごかった。 …日記を書いて、また思い出しちゃったよ。
…えぇ〜っ、もう2時!? 今日の日記は、全部書き終えるのに1時間半かかったよ…。
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