布団を干したかったのに,曇り空でガッカリ。
昨夜,日中から読んでいた誉田哲也さんの 『国境事変』 を読み終わりました。 警察小説ですが,今回は公安がメインとも思えるような作品だったので,公安を舞台にした他の小説も読んでみたくなりました。 公安嫌いの東と公安が協力…とまではいかないけど,ちょっと組むのも意外でした。 相手が公安の姿勢に疑問を持つ川尻だったからうまくいったのでしょうか。 あ,そう言えば先日読んだ 『硝子の太陽 Noir』 に誰か公安の刑事が出てきたなぁ…,誰だったっけ? あぁ,読む順番が逆だった…。 どんなに凄惨な死体の描写を読んでも割と平気なのですが,人が死んでいく描写を読むのはやっぱり辛い。 ラストはぽろぽろ泣きながら読みました。 特に何の罪もない人が殺されてしまうのは辛いな…。 そして,続けて読み始めた内藤了さんの 『LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』 を今日読み終わりました。 こちらは凄惨な死体描写のオンパレード。 今回も凄かったけど,想像できないほどの凄惨さなので,割と平気です。 毎度のことながら,よくこんな犯罪を思いつくなぁ…と感心します。 こちらもラストは切なかった。 「こんなに印象的な描かれ方をして,無関係なはずはないよね」 と思っていた人がやはり関わっていて,「やっぱりね」 と思うと同時にちょっと意外な気がしたりもしました。 一瞬,「ん? 良い人? 悪い人? どっち?」 と頭が混乱したりもした。 最初の登場場面で,「もしかしたら悪人かも」 と思ったのが原因かもしれません。 最後の手紙は次作へのプロローグ? 実は,次作も借りているんですよねぇ〜。 あぁ,読むのが楽しみ。
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