元気に広島に戻っていらっしゃい。
買い物に行った帰りに,キャロリーヌちゃんのお食事(給油)。 車検で見てもらった後だからそう感じるのか,給油後にいつもより勢いよく燃料メーターの針(?)が上がったように思います。 車検の後,特に何も言われなかったのですが,直ったのかな? ちょっと説明がほしかった気がしますが,母が聞いておいてくれるみたいです。 買い物から帰った直後,外から雨音が聴こえてきました。 グッドなタイミングでした。 さて,今日は小野寺史宜さんの 『ひと』 を読みました。 同僚から薦めていただいた本です。 良かった,本当にすごく良かった。 心にじわじわ滲み込んでくるようなお話でした。 最初から少し泣きました。 嫌な人が出てくるので,「はぁ…」 とちょっと暗い気持ちになったのですが,その嫌な人を撃退したのがあの人だったのが,すごく嬉しかった。 …抽象的ですみません,ネタバレになるかもしれないので,書けないのです。 惣菜屋の店主からの申し出も,自分のことのように嬉しく思いながら読み進めました。 そして,それに対する聖輔の決断も良かった。 私も昔からいろいろな人に言われてきたことですが,「まじめにやっていれば,見てくれている人はいるよ」 と聖輔に声をかけてあげたい。 自分の人生を振り返っても,それは本当にそうだな,と思います。 これから先の聖輔の人生も,きっとそうだと思います。 聖輔のような良い男の子の側には,青葉のような良い女の子がいるのよ。 きっと青葉は,高校生の頃から聖輔の良さに気づいていたのだろうな。 青葉,あんたは見る目があるよ。 …完全に親戚のおばさん目線です。 本当に心がじんわりしました。 たぶんお薦めされなかったら一生出会うことのない本だったので,薦めてくれた同僚に感謝です。 ありがとうございました! …最後に書くことではありませんが,無性にコロッケが食べたくなる小説でした。
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