曇り空の1日。 布団を干せず,残念でした。
先日読んだ 『山颪 薔薇十字探偵の憤慨』 にやたらと干し大根が出てくるので,切り干し大根が食べたくなりました。 小説に出てくる干し大根は丸のまま干したものだと思いますが,どこで買えるのかがわからないので,私は切り干し大根で。 水戻しした切り干し大根をホタテの水煮缶とマヨネーズで和えたのですが,思ったほど美味しくなかった。 ホタテの旨味がまったく感じられなかったのが敗因か。 初めて購入したメーカーのものだったのですが,身もなかなかほぐれなかったし,ちょっと期待はずれでした。 次は他のメーカーのものでリベンジします。 さて,今日は西澤保彦さんの 『解体諸因』 を読みました。 タイトル通り,死体が解体される話ばかり集めた短篇集なのですが,死体を解体=猟奇殺人なのか? という疑問が芽生えました。 解体するのは死んだ後なのだから,猟奇殺人ではないような。 意識があるうちに解体したら,それは猟奇殺人ですよね。 うーん,私は一体何を求めているのか…。 それはさておき,序盤の作品はおもしろかったけれど,終盤の 『第八因 解体照応 推理劇『スライド殺人事件』』 があまりに冗長で,途中で読むことに飽きてしまいました。 辛抱して読み続けましたが,結末もそれほど…で,ただただ疲れました。 最後の 『最終因 解体順路』 はおもしろかったんですけどね。 非現実な小説を読んで,リフレッシュできた(?)週末でした。 明日からまた1週間,頑張ります。
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