ノートパソコンが届きました。
暖かくなってきたので窓を開けて過ごすことが多いのですが,決まって目が痛くなる,なんだかしょぼしょぼする。 何か飛んでいるんですかね,花粉とか黄砂とか。 だからと言って,窓を閉めて過ごすつもりはないので,我慢しています。 そんなしょぼしょぼする目で,中島要さんの 『なみだ縮緬 着物始末暦(五)』,『錦の松 着物始末暦(六)』,『なでしこ日和 着物始末暦(七)』 を読みました。 あらびっくり,3冊も読んじゃった。 余一とお糸が夫婦になることが決まりましたが,それまで余一がお糸のことを思っているような描写があまりなかったので,ちょっと腑に落ちないところもある。 にわかに信じがたいというかなんというか。 『なでしこ日和』 では,同じ場面がそれぞれ別の目線で描かれていて,各々がどういう思いでそこにいたのかが感じられて,良かったです。 「あー,あそこね」 なんて思いながら読み進めました。 その 『なでしこ日和』 でちょっと目がうるうるしたのは,きっと花粉や黄砂のせいではない。 にわかに信じがたいと思っていても,ちょっと感動するものですね。 ただ,これから先もいろいろ厄介なことが起こりそうな予感だけはしている。 そうそう,頼りなく感じられた綾太郎がなんだか頼もしく感じられたのも,良かったです。 余一との関係もすごく良くなったみたいだし,この点に関しては今後も楽しみにしています。 …綾太郎にももっと大変なことが起こりそうな気がしますしね,頑張りんこー。
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