パソコンのバッテリーが減っている。 なぜ?
日曜日に読み始めた青柳碧人さんの 『乱歩と千畝ーRAMPOとSEMPOー』 を,昨夜読み終わりました。 いやー,おもしろかった,本当におもしろかった。 江戸川乱歩と杉原千畝の邂逅についてはフィクションだと思いますが,実際にこういうことがあってもおかしくなかったかも…と思いました。 ここまで密接な関係ではないにしても,お互い気づかずすれ違うくらいのことは,あったかもしれない。 二人の歩む道があまりに対照的で,道を分かつ場面もあるのですが,最終的にまた交差して,親交を深めていく様子が良かったです。 杉原千畝の命のビザの話は割とあっさり書かれていましたが,そこに重きを置かないところがまた良かったように思う。 彼の功績がそれだけではないことがよくわかりました。 命のビザのくだりでは,「根井〜(涙)」 とも思った。 言わずとも伝わる,それも杉原千畝の人柄によるものだったのだな…と胸が熱くなりました。 いや,根井も本当にすごくいい奴(上からでごめんなさい)。 あと,素晴らしいのが双方の妻たちですよね。 千畝の最初の妻クラウディアを含めた3人の妻たちの人柄が素晴らしかった。 乱歩と隆子の関係性は,少し 『ゲゲゲの女房』 を思い出すところもありました。 今は苦労していても,そのうち生活も楽になるから…と言い聞かせながら見守る感じ(私の目線です)。 そしてどちらも,夫の才能を信じて支え続けたところ。 …隆子は結構強かったので,力関係は逆のような気もしましたが。 終盤,永田鉄山という名前が出てきたところで,一瞬止まりました。 その名前と斬り殺されたという話に見覚えがある。 最近読んだ本で…と考えて,伊吹亜門さんの 『路地裏の二・二六』 だったと思い出しました。 確か冒頭がそのエピソードだったはず(うろ覚え)。 かなり重大な事件だったということですね。 あー,本当に楽しい読書でした。 後半,日本を代表する探偵小説作家の面々が登場したのも,楽しかったです。 杉原千畝を含め,様々な人について知りたくなっています。 勉強になりそうな読書でもありました。
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