夜、NHK で放送されていた 『地域発 金曜特集「医師が足りない〜崩壊する地域医療体制〜」』 という番組を観ていたのですが、腹立たしいというか何というか呆れることの多い番組でした。 東京に医師の転職を世話する会社があるらしいのですが、そこに登録している医師の希望条件が 「日給10万以上」 だの 「週休2日」 だので、実際面接に来ていた30代の女性医師は 「週休2日、完全オフが絶対に2日。 当直は今までいっぱいやってきたからもういい」 みたいなことを笑いながら話していました。 笑いながら言うことか? なんか志が低すぎません? あまりに腹立たしくて途中からはよく観ていなかったのでうろ覚えですが、東北かどこかの病院では手術1件につき2万円程度の技術手当てのようなものを払うことに決めたとか。 人の命を救うために医師を目指すものだと思っていたのですが、金のために医師になったってこと? 手当てが出なければ手術はしないってか? ふざけるな! と言いたいですね。 そういう医師に命を預けられるかってんだ! そういう医師はほんの一握りで、人の命を救うことを第一に考えている医師がほとんどであることを願いたいです。 それとは性質が違う話ですが、大阪堺市の病院では深夜の小児外来を受け付けることができなくなったとのこと。 まず1つの病院が医師不足で時間外の小児外来受付を止め、そのあおりで患者が集中した別の病院も医師のやりくりができなくなり時間外の小児外来の受付を止めたとのこと。 そのせいで近隣の岸和田市の病院に患者が殺到しているらしい。 素人考えですけど、どこの都道府県にも医師会ってあるじゃないですか。 そういう横の連携で、堺市の2つの病院が週代わりで時間外の小児外来を受け付けようって話にはできないもんだろうか。 そりゃ、自分のところだけでやろうと思ったら、破綻するに決まってるじゃん。 そういう協力もできないで、何のための医師会じゃい! などと思ってしまいます。 ずぶの素人が偉そうなことばかり言って、すんまそーん (全然悪いと思ってない)。 広大病院は大丈夫なんですかねぇ。
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