午前中、ふと窓の外を見ると自転車から降りてごそごそしている女の子の姿が見えた。 「もしかして、車輪に服が巻き込まれた?」 と思い、お手伝いせねば…と外に出て声をかけたら、やはり後輪の…何て言うの?軸の部分でチェーンに服のリボンが巻き込まれていました。 どうやったら取れるだろう…と考えながらタイヤを回して引っ張っていたのですが、全然取れる気配がない。 と彼女が 「切ったら取れますかね?」 と言うので 「切っても良いんですか?」 と聞くと 「良いです」 と言うので、職場にハサミを取りに走りました。 で、ハサミを持って戻ってみたら、道路の反対側のゴミを捨てるところのスタッフのおばさまもハサミを手に出ていらしていた。 そして 「あー、服を挟んだんじゃね。 危ないんよ、自転車は。 気をつけにゃー」 と何だかちょっとお説教モード。 「本当に切っても良いんですね?」 と彼女に確認してから、できるだけギリギリのところでリボン (スカートのベルトらしい) をカット。 そして彼女が 「自転車屋さんなら (チェーンからリボンが) 取れますかね?」 と聞くので、「自転車屋さんはプロだから大丈夫だと思いますよ」 と言うと 「じゃあ、今から行って来ます」 と学外にある自転車屋さんの方向を指差すので、「外に出なくても生協にも自転車屋さんがあるから、そこに行ってみたら?」 と本当にすぐそこにある生協の自転車屋さんを教えてあげました。 その間もおばさまは 「本当に自転車は危ないんじゃけぇ、気をつけにゃー」 とぶつぶつぶつぶつ。 こんなことになって彼女もショックを受けているんだろうから、やめてあげてーっと思うのですが、そのおばさまとは今後もゴミ出しでお世話になるので何も言えず。 彼女は完全にシカト (しつこいので頭にきたのだろう)。 早く彼女を解放してあげねばと思い、「すぐそこだから、今から行くと良いですよ」 と声をかけると、彼女もほっとしたように自転車を押し出した。 と、またおばさまが 「すぐそこに坂があるけー、そこから下りたらいいんよ。 本当に自転車は危ないんじゃけー、気をつけんと」 と声をかけていました。 本当にもうやめてあげて…。 結局彼女は一度もおばさまとは言葉を交わすことなく、とぼとぼ自転車を押して歩いて行きました。 おばさまも悪気はないと思うんだけどね、まぁ、これに懲りて今後は気をつけるべし。 こういう場合の良い対処方法 (対おばさま…ではなく、チェーンに巻き込まれた服を取り除く方法です) をご存知の方がいらしたら、教えてください。 そういう場面に遭遇しないのが一番良いんですけど、自分もそういう目に遭うかもしれませんしね (中学生の頃、走行中に前輪に蹴りを入れて足が巻き込まれたことがあるおいらです)。
fb24さん、私は 「ちょっとS人間」 でした。
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