2009年03月01日の日記

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『ジェネラル・ルージ..
2009年03月02日(月)
頭がくらくら
2009年03月01日(日)
『チェンジリング』
『永遠のこどもたち』
桜にはまだ早い

『チェンジリング』
今日の2本目。 『チェンジリング』 を観ました。
ネタばれあります。 ご注意ください。

クリント・イーストウッドの監督作品を観るのは初めて。 アンジェリーナ・ジョリーの映画を観るのも初めて。 2時間22分とかなり長時間の映画でしたが、テンポ良く進んでいくので、長さをまったく感じませんでした。 …観終わった後、お尻が痛かったくらいで。
1本目の 『永遠のこどもたち』 同様、こちらもテーマは母性かな。 あぁ、どちらも息子が行方不明になるという点が共通していますね。
コピーに 「魂で泣く本当にあった物語」 とあるように、実話を基にした映画なのですが、1920年代のアメリカではこんなことが本当に起こっていたのかと思うと、腐りきった警察組織に憤りを感じるやら呆れるやら。
行方不明になって5ヶ月後に帰ってきた息子 (ウォルター)は、まったくの別人 (偽ウォルター)。 でも警察はそれを認めようとせず、母親であるクリスティンを異常者扱い。 思い出してもむかむかしてきます。
警察や、警察に依頼された医師があくまでも 「この子がウォルターだ」 と言い張る中、偽ウォルターを診察した歯科医が 「この子はウォルターではありません。 喜んでそれを証明する文書を作成しますよ」 と言ってくれたシーン、学校で偽ウォルターと接し、歯科医と同じく 「この子がウォルターだなんてとんでもない。 大統領の前でだって宣言しますよ」 と先生が約束してくれるシーンでは、胸が熱くなりました。 でも、あんなに腐りきった警察が権力を奮っている時代なので、「もしかして権力に屈して、証言を変えてしまうのでは?」 と不安になったりもしました。 裁判で本当に証言してくれているシーンを見たら、またうるっとなってしまいました。 必ず救いはある。
警察に強制的に精神病院に入院させられたクリスティンを応援してくれるキャロルの存在も良かった。 自分がひどい目に遭わされることを承知で、クリスティンをかばってくれるんですよ。 なかなかできることではありません。 なので、クリスティンが弁護士たちの力を借りて、警察に強制的に入院させられている患者たちを解放するシーンで、クリスティンとキャロルがアイコンタクトをとるのを見たら、またうるっと。 必ず救いはある。
…でも、どんなにクリスティンが頑張っても、結局ウォルターが発見されることはなかった。 実話だから仕方がないのですが、ここに一番救いがほしかった。

ラストシーンでのクリスティンの一言と、そのあとのテロップに泣きました。 確かに魂で泣く映画でした。

すみません、またとりとめのない文章になってしまいました。 文章力がなくて、いかんです。
2009年03月01日(日)   No.1737 (映画)

『永遠のこどもたち』
今日の1本目。 『永遠のこどもたち』 を観ました。
怖かった…。 ゴシックホラーだということは知っていたのですが、"ゴシック" に惹かれて "ホラー" に重きを置いていなかったので、痛い目に遭いました。 がっつりホラーでした。 予想以上にホラーでした。 ただ、スプラッタじゃないから、まだ良かったかな。
ストーリーがしっかりしていたので、ホラーが苦手な私でも楽しむことができました。
…何と言えば良いのだろう。 テーマは母性なのかな。 大雑把に言うと、突然姿を消した息子シモンを必死で探す母親の話なのですが、シモンが姿を消し、命を落とす原因を作ったのが実は母親のラウラだったというのが、とても皮肉でした。 彼女がそれに気づいた時…観客も同時に気づくのですが、背筋がゾーッとしました。 最終的に彼女は自殺した…のかな、最後の最後に幸せな幻を見ることができたのでしょうか。 んー、でもやっぱり皮肉だな。

その昔孤児院で毒殺されて、霊となって未だに漂っている5人の子どもたちですが (この子たちが 『永遠のこどもたち』 なんですね)、そもそも彼らがトマスという醜い少年をいじめて死に至らしめたせいでその母親に毒殺されたので、素直に同情する気にはなれませんでした。 しかも現世では、何の罪もないシモンが死んでしまうきっかけを間接的に作っているわけだし。
んー、やっぱりやりきれないな。

それにしても、大きな音でビクッとさせるのは反則だと思う。 「来るかも…」 と思っていてもビクッとしてしまいます。 心臓に悪いっす。
2009年03月01日(日)   No.1736 (映画)

桜にはまだ早い
読経のお坊さんが天津木村に似ていたことなど、忘れてしまいたい。

今日は精力的に動き回りました。 アクティブでした。
朝 10:10〜 と 13:15〜の映画を2本はしご。 間に25分くらい歩きました。 映画の話は毎度のことながら、別に書きます。
2本目の映画が 15:45 に終わった後、てくてく歩いて広島県立美術館まで 『第47回 広島大学 大学院教育学研究科 造形芸術 教育学専修教育学部 第四類 造形芸術系コース 修了・卒業 制作展/論文発表会』 を観に行きました。 2月は教育学部の卒業生の方のポスプリ利用が多くて、出力の最中にもあれこれおしゃべりさせていただいて、すごく気になっていたのです。
ポスプリを利用に来られた方が受付を担当してらして、私が受付の前に立ったらすぐに 「あっ」 とすぐに笑顔で気づいていただけて、ちょっとうれしかったです。 「見慣れた作品がいっぱいあると思いますよ」 と言われて、ちょっとわくわく。
入口付近は、初めて目にする絵画や彫刻だったのですが、奥に進むにつれて受付にいらした方の作品やポスプリを利用してくださった方の作品が展示されていて、「あー、こんな感じになったんだー」 とちょっと感動しました。 それと同時に 「やっぱりこの紙はキズがつきやすいなぁ」 とか 「インクがきちんと乾いてなかったのかなぁ、色移りしちゃったのかなぁ」 とか 「もっと薄手の光沢紙が見つからないかなぁ」 などとポスプリ担当者としての反省や感想がいろいろ浮かんできました。 はぁ〜、やっぱり難しいなぁ。 自分もほんの少しではありますが、展示されている作品のお手伝いをさせていただいた気持ちがして、あれこれ考えてしまいました。 こちらは印刷のお手伝いをするだけなので、100% の出来映えを提供することができないことを、少し悔しく思いました。
卒業生の中にお1人、なかなか作品が仕上がらなくて、何度も印刷する日を日延べした方がいらっしゃるのですが、その方の作品を見たら、「間に合って本当に良かったねぇ…」 とちょっとうるっときてしまいました。 一度観た後も何度もその場所に戻って、観直してしまいました。 その作品以外にも 「あー、こういう形になったのね!」 というものもあって、すごくすっきりしました。 どれも本当に良かったなぁ。
他の方の作品も良かったな。 ポスプリ出力で関わった方のものは特に、2度3度とその場所に戻って、しみじみ眺めてしまいました。
毎年この時期には 「観に行かなくちゃ!」 と思っているのですが、実際に観たのは今年が初めてなのです。 気持ちが落ち着いたあと、受付にいらした方に 「素敵でした」 と笑顔で告げて帰りました。 本当に観に行って良かった。 来年も、この職場にいたならば、観に行こうと思います。 きっと来年の卒業生もポスプリを利用してくれると思うので。
本当に良かった。 ポスプリでの印刷を担当した私は、鑑賞に来られた方たちの誰よりも早くその作品たちを観ることができたのですね。 印刷のお手伝いをすることなんて、実際は全然意味のないことなのですが、ほんの少しだけ優越感を感じています。 ストレスを感じることもあるのだけれど、こういううれしいこともあるのですね。 ふふふ、幸せだなぁ。
本当に本当に観に行って良かったです。 今日は良い日だ!

美術館で鑑賞した後、市内の激安ドラッグストアで少々買い物をし、広島バルト11に行って映画チケットを交換して帰宅しました。
今日観た映画の話は、今日は書けそうにないっす。
シーユーアゲン。
2009年03月01日(日)   No.1735 (日記)

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