3月最後の日曜日 (ひょえ〜)、映画のはしごをしてきました。 今日の1本目、『-悲夢 Himu-』 を観ました。 ネタばれあるかも。 ご注意ください。
…いきなりぶっちゃけて良いですか? 全然おもしろくなかったです。 「あらやだ、オダジョー久しぶり。 そう言えば私、オダジョーのファンでした」 と思って観に行ったのですが、「あれ? 私、オダジョーのファンだったっけ?」 と思うような映画でした。 …伝わりにくーい。 ホント、申し訳ないけど、突っ込みどころ満載でしたよ。 まず、韓国人キャストの中で、オダジョーだけ日本語。 これは前もって知っていたことだけど、それでもやはりかなり違和感を感じました。 なんで会話が通じるんかーい! おかしいでしょ、やっぱり。 オダジョー演じるジン (名前が出たのって、1回だけじゃありませんでした?) と、イ・ナヨン演じるランの夢が交差する (ジンが見ている夢の内容を、ランが夢遊病状態で実行する) という内容なのですが、途中 「どちらかが寝ている時、もう一方が起きていれば夢は交差しない」 と判明したのに、2人ともいつもどおり夜寝ようとするんですよ。 2人とも昼夜逆転してもかまわないと思しきフリーランスの仕事 (たぶん) なのに、決まって毎晩同じ時間に眠くなって寝ようとするんです。 おいおいおいおーい! ですよ、本当に。 「解決方法がわかったわね」 なんて言って喜んだんだから、どっちか生活時間をずらしなさいよ。 融通が利かないなぁ、本当に。 そんなんだから、ジンが頭に針を刺して寝ないように頑張っても結局2人同じ時間に寝てしまって、ランが元彼を殺すに至るのですが、殺してしまった後に警察でジンが 「僕はもう寝ません! だからあなたにはもう何も起こりません!」 って叫んでももう遅いっちゅうねん。 むしろ、ジンが眠ることによって、ランが夢遊病患者だということが警察にわかった方が良いっちゅうねん。 なのに、頭や腿に彫刻刀を突き立てたり、上下まぶたにテープを張ったり (変顔選手権か!?) して寝ないように頑張るんですよ、ジンは。 ごめん、意味不明〜。 最終的に2人とも死んでしまうのですが、「で?」 という感じでした。 ホント、ごめん。
もっと細かいことを言えば、何故ジンがあんなまったく魅力のない元カノに執着しているのか理解できないし、ランが 「絶対会いたくない!」 と言っている元彼のところに何度も行ってしまうのかがまったくわかりませんでした。 不完全燃焼万歳!
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