『コネクテッド』 を観ました。 ネタばれあります。 ご注意ください。 …あ、でもハリウッドのリメイクだから、そこまで気を使うこともないのかな?
「最近サロンシネマ&シネツインに行ってないなー、何かおもしろい映画はないかなー」 と上映スケジュールを見ていたらこの映画があったので、「どんな映画かな?」 とリンクをクリック。 「香港映画? あー、ハリウッドのリメイク? へー、めずらしいねー、逆はよく聞くけどねー。 えっ、ニック・チョンが出てるの!? 観よう、これ!」 と即決。 鑑賞の決め手は、ニック・チョンです。 トップページにニック・チョンがいなかったら、絶対観てないですよ。 さて、映画についてですが、怖かったーっ!!! 思わず太字にしてしまうほど怖かったっす。 何から書けば良いんだろう…。 まずカーアクションがすごくて、ぶるぶる震えてしまいました。 本当にすごかった。 全員無事だったんだろうか? 「香港映画、すげーっ!」 と叫びたくなるほどすごかったです。 ホント怖かった。 …夢に見そうでちょっと怖い。 誘拐された女性 (グレイス) が、一体なぜ誘拐されたのかがわからないことも怖かったです。 吉川 (晃司) くん似の悪党が何を探しているのかわからない上に、簡単に弟の友達が撃ち殺されて、その訳のわからなさに異様な恐怖感がありました。 それ以外にも全体を通して恐怖の連続なのですが、何より一番怖かったのは、吉川くん (似) 率いる悪党たちが空港で逮捕されて、これでようやく安全になった…と思った瞬間、警察幹部の裏切りが発覚して、また全員が人質状態になった場面。 よくあるパターンだとは思うのですが、ぞわーっと鳥肌が立ちそうなくらい怖かったです。 そこで活躍したのが、我らがニック・チョンですよ! 本当にニック・チョンがかっこよかった! このシーンだけではなく、全体を通じてすごく良い味を出していました。 映画中何度 「ニック、早く気づいて駆けつけてー!」 と思ったことか。 ニックが来てくれたら何とかなるかも! という根拠レスの安心感がありました。 『ブレイキング・ニュース』 の影響かもしれません。 こんな恐怖の連続の映画なのに、最後は感動の嵐。 意外にもまた泣いてしまいました。 グレイスからの電話を偶然受け、彼女たちを救出するために力を尽くしたアボンにニック・チョン扮する警察官が話しかけるシーン、アボンを嘘つきだと、約束を守らない父親だと軽蔑している息子がアボンの活躍をニュースで知り、「僕のお父さんだ!」 と叫ぶシーン、そしてグレイスがアボンに気づきお礼を言うシーン。 あぁ、どれも感動的でした。 グレイスがアボンに気づかないまま終わってしまうのかと思ったので (まさか、そんなことはないだろう…とは思ったけど)、2人が直接顔を見て話すことができて本当に良かった。 あ、あとアボンが悪党が消去した悪事の証拠ビデオの映像を携帯に取り込んで、「今から警察に送るぞ」 と吉川くん (似) を脅すシーンでは、思わず拍手してしまいました。 映画館なので音が出ないよう小さくですが、本当は大きな音で拍手したかった。 あのシーンは痛快でした。
それにしても、アボンは不死身だなー。 最初のカーアクションで死んでいてもおかしくないですよ、本当に。 それに本当に良い人だなぁ。 良い人に電話が繋がって良かったね、グレイス…って気分です。
途中ニック・チョンの首の絆創膏が縦になったり横になったりしたのが気になりました。 気のせい? 最初横に貼られていたのが、途中縦になったり横になったりして、最終的に縦になった気がするんだけど。 んー、これは気になるので、DVD で確認したいと思います。 たぶん買わないので、レンタルで。
…なんとも上映館が少ないなぁ。 こんなにおもしろい映画なのに、ぶぅー。
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