今日の2本目 『美人図』 を観ました。 ネタバレあります、ご注意ください。
おそらく今年最後の映画。 今日は2本続けて韓国映画でした。 …何というか、いろんなことを詰め込み過ぎた、ものすごく欲張りな映画でした。 そのせいで、内容がめちゃくちゃ薄っぺらくなっていた気がする。 男性しか就くことができない絵師になるべく仕官した女性 (シン・ユンボク)、ユンボクが女性であることに気づきながらそのことを周囲には隠し思いを寄せる絵師の師匠 (キム・ホンド)、ちょっとした事件でこの2人と知り合い、ユンボクと恋に落ちるガンム…って、この主要キャスト3人がまずベタでしょ。 ユンボクの才能を妬んで事あるごとに嫌がらせをする同僚絵師だったり、ホンドに思いを寄せているのに振り向いてもらえない芸妓だったり、わき役もベタ。 ベタベタ。 ユンボクとガンムが駆け落ちを図って失敗 (ガンム落命) した時点で、「悲しい恋物語だったね、おしまい」 ならば良かったのですが、そのあとまだだらだら続いたので、心の中で 「早送り! 早送り!」 と叫んでしまいました。 本気で席を立ちたくなりました。 くどい。 あ、そうそう、たまたまなのかもしれませんが、私が観る韓国の歴史ものは、やたら官能的なシーンが多いような気がします。 この映画も多かった。 しかも1つのシーンが 「もうええわ」 と言いたくなるくらい長い。 くどい。 お腹いっぱいですよ、本当に。 今年最後がこれかぁ…。 あ、そういえば今年最初の映画も韓国映画だった気がする。 そして、同じくがっかりした気がします。 来年に期待。
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