借りてきた DVD のうち、『ツィゴイネルワイゼン』 だけ2回観ました、iPod touch で。 にゃは。 子どもの頃に観た映像で、上半身裸の大谷直子さんがくるりと回るシーンと桜の木の下で原田芳雄さんが首まで土に埋まっているシーンが印象的だったのですが、大谷直子さんのシーンは指をパチンと鳴らすだけだったんですよね。 映画館で観て 「えーっ、そうだったの?」 と思い、DVD で観て 「やっぱりそうなのね…」 という感じです。 原田芳雄さんのシーンは、記憶通りで満足です。 それにしても、大谷直子さんの可愛らしさと言ったら…。 萌えますな。
市立図書館で借りた恩田陸さんの 『麦の海に沈む果実』 と 『黒と茶の幻想』 を読みました。 前者は2回目、後者は初めてです。 『黒と茶の幻想』 に、『麦の海に沈む果実』 の登場人物の1人の憂理が出てくると知り、まず 『麦の海に沈む果実』 を読み返しました。 2度目ですが、おもしろく読むことができました。 ある登場人物のセリフで、1ヵ所 「いやいや、それは…」 と突っ込みたくなるところがありましたが、まぁいっか。 続いて読んだ 『黒と茶の幻想』。 おもしろく読むことはできたのですが、読んだ後に何も残らないというか、こんなに長いのにあまり内容が感じられないというか、なんかそんな感じ。 憂理の描かれ方も、ちょっと 「えーっ」 って感じでした。 まったく違う2作品に登場させているので、作者にとって思い入れのあるキャラクターなのかと思ったのですが、それにしては描かれ方が酷いように思いました。 人格がまったく違うように思えた。 『麦の海に沈む果実』 だけでやめておけば良かった。 こちらも1ヵ所、ある登場人物のセリフでよくわからないものがあり、5分くらいずーっと読み返していたのですが、やっぱり理解できませんでした。 常々恩田陸さんの作品には当たり外れが多いと思っているのですが、今回は当たりと外れが1作ずつって感じでした。 毒舌すんまそん。
そんなこんなで3連休が終わっていきます。 明日までに声が元に戻れば良いのですが、どうやら無理そうです。 ずびずばー。
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