2012年10月14日の日記

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『歌舞伎町セブン』 『プラ・バロック』
ふっふっふっ、楽しみにしていた読書三昧の日。
昨夜の話になりますが、木曜日、金曜日とちまちま読み続けてきた誉田哲也さんの 『歌舞伎町セブン』 をようやく読み終えました。 誉田哲也さんの作品で警察小説以外のものを読むのは初めてです。
この作品もおもしろかった。 先が気になって気になって仕方がなくて、木曜日も金曜日も中断するのがすごく嫌だった。 まぁ金曜日は同じく誉田哲也作品のドラマ 『ドルチェ』 を観るために中断したので、止むなしですが。
細かいブロックごとに目線が変わるのがおもしろかった。 そのために混乱することもありましたが、少し読み返せばわかることだし、目線によっては細かい心のひだのようなものも見えて、そこもおもしろかった。
シリーズ化されるとは思いませんが、登場人物の誰かから派生していく気も少ししています。 …すでに小説になっていたりしてー。
誉田哲也さんの作品は大学の図書館でも2冊借りたので、楽しみがまだまだ続きます。 ひゃっほーっ!

さて、今日は結城充考さんの 『プラ・バロック』 を読みました。
こちらもおもしろかった。 当たり続きです。
ネタバレがあります、ご注意ください。
作品紹介に 「埋め立て地の冷凍コンテナから、14体の凍死体が発見された。」 とありますが、死体はどんどん増えていきます。 でもそのほとんどが凍死体なので、表現もあまり残虐にならず読みやすいです。 …って、実は残虐な表現が嫌いではないので、「あ、凍死体?」 とちょっとガッカリした自分がいるのも事実です (作品紹介をまじめに読んでいなかったので、大量殺戮系だと思っていた)。
まぁ、そのことを差っ引いても十分楽しめる作品でした。 ただ、何て言うのかな、文章でちょっと気になることがありました。
主人公クロハの姉のことを表現する文章が、すべて 「姉さん」 と書かれていたんです。 例えば文章がクロハの 「私は」 という書かれ方ならしっくりくるのですが、「クロハは」 という第三者の目線的な書かれ方の文章に 「姉さん」 と書かれると、なんか違和感を覚える。 「姉は」 という表現にしてほしかったな…と細かい苛立ちを覚えました。 それもこの作品限りのことだとは思いますが。
あと、登場人物の名前がほぼカタカナで書かれているのですが、「クロハ」 が裏ページとの兼ね合いで時折 「タロハ」 に見えてしまうことがあり、世代的に 『Dr. スランプ』 の 「タロさ」 を連想して集中力を絶たれてしまうことがありました。 個人の問題ですが。
でも本当におもしろい作品でした。 結城充考さんの作品も市立図書館であと2冊借りているので、楽しみはまだまだ続きます。 うっほほーいっ!
2012年10月14日(日)   No.3051 (本)

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