2014年08月27日の日記

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『ワイルドバンチ』
今日は半日年休をいただき、サロンシネマのラスト・ピクチャーショーで上映されている 『ワイルドバンチ』 を観に行きました。
私が大好きな映画 『エグザイル/絆』 の紹介記事などでよく引き合いに出されるこの 『ワイルドバンチ』 を、本当にずっと観たいと思っていたんです。
観ましたよ、ようやく観ることができましたよ。 今まで何度も BS の放送を見逃してきたのは、今回サロンシネマのスクリーンで観るためだったのだと思いました。 ええ、そうに違いない。
さて感想ですが、先に観たのが 『エグザイル/絆』 なので、そちら目線の感想になることをお許しください。

正直なところ、冒頭は何のこっちゃよくわかりませんでした。 強盗団とそれを狙撃するグループの2つの集団が出てきたので、どちらに焦点を合わせて観ていけば良いのかがよくわからなかった。 徐々に強盗団に視点が絞られていくのでわかってきたのですが、最初は 「どっち? 私が感情移入するべきなのはどっち?」 と心が右往左往。 だって狙撃するグループのリーダー、ソーントンが格好良かったんだもの。 しかもそのソーントンは強盗団のリーダー、パイクの元仲間だというのだから、私の心が右往左往してしまうのも仕方がない。
でもその強盗団も 『エグザイル/絆』 の5人とは違い、そこまで息があった感じがしないので、「どうしてこの映画が引き合いに出されるの?」 と観ていて不思議に思いました。 強盗団自体にあまり正義を感じなかったし。
でも中盤のウィスキーの回し飲みのシーンを観て、「ん、これは…」 と思いました。 この感じ…、うん。 このあたりから徐々に絆を感じ始めました。
そして終盤に差しかかり、マパッチ将軍に囚われた仲間エンジェルを救出するために銃を手に歩き始めたパイクを始めとする4人の男たちの姿を観た時、「キターッ!!!!!」 と思った。 どう考えても勝ち目のない戦いに赴くのに、交わした言葉は 「行こう (Let's go.)」 と 「いいとも (Why not?)」 だけ。 気持ちは一つ。 いつの間にかそこまで絆が深まっていた。
『エグザイル/絆』 は4人対十数人だったのに対し、『ワイルドバンチ』 は4人対数百人と、勝ち目のなさは桁違い。 でも男たちに一切迷いはない。 この潔さに惚れます。
その後の銃撃戦は、まさに 「死のバレエ」。 『エグザイル/絆』 のラストの銃撃戦を観て、「まるでバレエみたいだ…」 と感じたことを思い出しました。 凄惨な中の美しさ。 はぁ…。
なんか思い出してもため息が出てきます。 すごい映画でした。 本当に良い映画だった。 サロンシネマのスクリーンで観ることができて、本当に幸せだと思いました。

さて、そのサロンシネマは 8/31 で閉館します。
というわけで、私は今日でサロンシネマとお別れ。 一番最初に観たのは 『日の名残り』 でした。 それから100回は通ったかなぁ。 鷹野橋のコインパーキング事情にもずいぶん詳しくなりました。 今日は最後なのに一番お気に入りのコインパーキングに駐車できなくて、ちょっと悲しかった。
最後だからか 『ご縁玉』 なるものを頂戴しました (中身はキラキラした5円玉)。

こんな商魂たくましい一筆箋も販売されておりました。

最後に入口の劇場案内をパチリ。

レイトショーの時などは、近所の飲食店から漂ってくる焼き肉のくっさい煙を嗅ぎながら階段を上って行ったものです。 この場末感が好きだった。 この場末感漂うサロンシネマで観る香港ノワールが好きだった。 夜遅く、駐車場までドキドキしながら帰るのも好きだった。
移転しても香港ノワールは上映されるのかもしれませんが、気分は半減…いや9割減くらいしそうな気がします。
サロンシネマが移転してしまうんだったら、シネツイン新天地を残しておいてほしかったな。 シネツイン新天地の場末感も好きでした。
場末感漂う映画館が消えてしまうことが本当にさみしいです。 今まであまり実感していなかったけど、本当にさみしいな。
さようなら、サロンシネマ。
2014年08月27日(水)   No.4072 (映画)

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