今日は仕事の帰りに、広島県立美術館で開催されている 『ポーラ美術館コレクション モネ、ルノワールからピカソまで』 を観に行きました。 前回の 『ムーミン展』 と打って変わって静かな会場。 最初の数分間は貸切状態でした。 その後何人か入ってこられたので、ちょっとガッカリ。 いや、美術館的には喜ばしいことか。 ルノワールもモネもとても素敵だったのですが、一番気に入ったのはマティスの 『中国の花瓶』 という絵でした。 ずっと観ていたくて、何度もその絵の前に戻ってしまった。 会場のすぐ外にあるグッズ売り場には、その絵のポストカードがなくて残念でした。 本当に素敵な絵だったな。 次に2階で開催されている 『タブロー&クラフト―秘密のヴィジョン』 を観に行ったのですが、『広島が生んだ芸術家たち―圓鍔勝三・山路商・和高節二』 と同じ部屋で公開されていて、まず圓鍔勝三氏の彫刻コーナーを案内されました。 内心 「こっちはどうでも良いのに…」 と思っていたのですが、『タクト』 という作品がすごく良くて、しばし見入ってしまいました (たぶんですが、影を楽しむ作品だと思います)。 和高節二氏も実家の隣町の人だと知ってすごく親近感を覚え、1点1点念入りに観てまわりました。 期待していた 『タブロー&クラフト―秘密のヴィジョン』 より実はこちらの方が観ていた時間は長いかも。 素晴らしい美術作品を堪能した後、坂町にある TSUTAYA に行きました。 私はシングル CD はあまり買わないのですが (アルバムに収録されていなければ、ダウンロードで購入する)、先日のゴスペラーズのコンサートの後 iTunes Store で 『SING!!!!!』 の PV を観たらすごく良くて、しかも初回限定盤にその PV と 「祝!ゴスペラーズ デビュー20周年 G20 最強のGOSは誰だ!? 「KING OF GOS」選手権」 が収録されている DVD がついていることを知り、「これは買わなくてはっ!!!!!」 と思ったんです。 でもネットでは軒並み売り切れ。 出遅れ感がハンパない (発売されて3ヶ月経つからなー)。 「どこかに在庫はないものか…」 といろいろ検索した結果、TSUTAYA の坂店と三原店にあることがわかったのです! そしてルート検索をしたら坂店の方が若干近そうだったので、今日購入しに行った次第。 もぉね、自分の検索力を褒めてあげたいですよ、行くまでに売り切れるんじゃないかとドキドキして何度も在庫をチェックしてしまいましたよ。 そーしーてー、たった1枚の在庫を無事ゲーット! いや、ゲッツ! (どうでも良い)。 …そこまでは良かった、行きのルートは調べていたから良かった。 問題は帰りでしたよ、おっかさん。 途中矢野安浦線バイパスには無事乗ったのですが、「確かローソンがある交差点で左折するはず…」 と思っていたのに、どうしてファミマを見て曲がったかなぁ。 > 自分 (しかも今地図を見たら、店の位置も斜向かいだし。) それが迷走の始まりでした。 「ま、間違っていたら引き返せば良いしー。 …って、引き返しポイントはどこなんだ?」 と自問自答しながら走り、すぐに 「間違ったっぽいぞ」 と気づいたけど 「まぁ、何とかなるさー、地球は丸いし」 と無意味にグローバルなことを考え始める始末 (広島県はそこまで丸くない気がする)。 「あ、何か明るい。 あそこは何?」 と無意味に矢野駅のロータリーに突っ込み、何もせずに出る、方向転換するわけでもなく。 …って今にして思えば、あそこで引き返しておけば良かったんだよなー。 でもあの時は 「まだイケるかも?」 と思っていたんです (結果的にイケませんでしたが)。 無駄に入ったロータリーから出てまた道なりに走り、赤信号の交差点でなんとなく直進左折レーンに入って周囲を見渡すと…、はて? 角度は違うけど見慣れた風景がそこに。 はい、いつも国道31号線から入って走る道が目の前にありましたよ。 気づいて慌てて右折レーンに入りましたよ (左折レーンだとまた国道31号線に入って広島市内に向かってしまう)。 あーあ、完全なる無駄足。 でも暗い住宅街を抜けて明るい矢野駅を見た時は、ちょっとほっとしたなぁ (呉線の駅を見つけた時点で完璧にアウトですが)。 TSUTAYA 坂店に行くまでもちょっとドキドキしたけど、帰りのドキドキもちょっと楽しかった。 やっぱり刺激は必要よね (意外とポジティブ)。 …なんか、今日は広島県立美術館がメインだったのか、TSUTAYA 坂店に行くのがメインだったのか (あるいは帰りの迷走がメイン?)、よくわからないアフター5 でした。 あ、『SING!!!!!』 の初回限定盤がほしい広島県在住のそこのあなた! TSUTAYA 三原店にはまだあるかもよ (坂店の在庫は0になりました、にゃは)。
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