朝から問い合わせの嵐。 連休明けで噛み噛み。
調子に乗って昨夜もうどんを食べてしまい,腸がゴォゴォ鳴っていますが,パスタの時よりダメージが少ない気がしています。
昨日読み始めた宮部みゆきさんの 『ペテロの葬列』 を今朝出勤直前に読み終わりました。 おもしろかった…。 実際には徹夜はしませんでしたが,これは本当に徹夜本だ,一昨日読み始めてそのまま徹夜すれば良かった…と本気で思いました。 本当におもしろかった。 記憶力の悪さゆえ,中断して再度読み始めると 「あれ? どういう流れだったっけ?」 と少し遡って読み始めないといけないのが常なのですが,宮部みゆきさんの作品ではあまりそんなことがないような気がします。 今回思っただけなので,気のせいかもしれませんが,それだけ構成がしっかりしているということなのかな? と思ったりしました。 今朝も遡ることなく続きからすらすら読み進めることができました。 やはり宮部みゆきさんは人の描き方が見事だな,と思いました。 文章を読んでいるだけで,登場人物の人柄だったりそれまでの人生だったりが透けて見えてくるような気がします。 だからいろいろな人の人生を背負い込んで読んでいて疲れる…ということもあるのですが,おもしろさの方が増しているのでどんどん読み進めてしまう気がする。 本当にすごい。 過去 2作のレビューをどこかのサイトで見た時,菜穂子に対する否定的な意見が多くて,特に菜穂子のことが嫌だとも思わなかった私は 「どうしてこの人たちはそんな風に感じるのだろう?」 と思っていたのですが,この作品を読んで初めて私も菜穂子の嫌な面に気づいてしまいました。 本当に嫌な人,大嫌いです。 最後にあんな爆弾を落とされるとは思わなかった。 それだけで朝からぐったり。 本当におもしろかったけど,果たしてこのシリーズに続きはあるのだろうか。 最後のあの事件が次のステップに繋がるものだと思いたい。 私の読書熱はまた高まってしまいましたが,次に本を読めるのは日曜日か。 いや,土曜日の夜に読み始めて,徹夜するのもありかも? 連休中に読んだ本は,日記に書いていないものも含めて 5冊。 読書漬けの連休でした。 大満足。
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