負け無しの1週間。
昨夜,米澤穂信さんの 『クドリャフカの順番』 を読み終わりました。 おもしろかった〜。 なるほど,そういうことか。 私もあれは読めなくて,「どこかでルビが振ってあった?」 とページを遡って探してみたのですが,見つけることができなかった。 でも,そういうことなら,わざと振っていなかったってことですね,きっと。 なるほどなるほど。 それにしてもあんなことを思いつく人もすごいけど,それを見破る奉太郎もすごい。 一体頭の中はどうなっているんだ? 高校の文化祭が舞台になっているので,読みながら自分が高校生の時の文化祭のことを思い出しました。 1年の時は教室で何か(担任が現代社会の先生だったので,それ関係)の展示をし,3年の時は模擬店でおでん屋さんをやった(うちの文化祭は9月です)。 でも,どうしてだか2年の時に何をやったのかが思い出せない。 一生思い出せないような気がするので,無理に思い出すのはやめておきます。
今日は柚月裕子さんの 『検事の死命』 を読みました。 『本懐を知る』 の完結編にあたる 『業をおろす』 には涙涙。 真実を明かされたことが佐方貞人の父にとって良いことなのかどうかはわからないけれど,それによって祖父母の心が救われたことが本当にうれしかった。 これからは堂々と胸を張って生きていってほしいと思います。 『死命を賭ける』 と 『死命を決する』 は,「佐方貞人が失敗するはずはないのだから,きっと大丈夫…」 と思いつつも,やはり読んでいてドキドキしました。 些細なことを見逃さない佐方貞人の鋭い洞察力は本当にすごい。 もっと彼のエピソードを読みたい,と改めて思いました。 でももう全部読んでしまった。 柚月裕子先生,続編をお願いします。
あと,たかぎなおこさんの 『おまつり万歳!』 を読みました。 たかぎなおこさんの本を読むと,いつもほんわかした気持ちになります。 お人柄が出ているんですよね。 全国にはいろいろなおまつりがありますね。 私も久しぶりにおまつりに行ってみたくなりました。 近いところだと,5月のフラワーフェスティバル? まぁ,気が向いたら…ってことで。
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