雨の日曜日。 隣町の図書館に行くつもりだったのですが,出かける前に後述の本を読み始めてしまい,止まらなくなって結局やめてしまいました。 読む本はまだあるから,大丈夫なのだ,うん。 平日はあまり読めませんしね。
昨夜,麻見和史さんの 『緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ』 を読みました。 このシリーズはおもしろいので好きなのですが(今ドラマ化されているんでしたっけ?),このエピソードは必要かな? 過去2作のそれ以前を描きたかったのであれば,もう少し捻りがあっても良かったかも,と偉そうなことを思いました。
今日は下村敦史さんの 『サハラの薔薇』 を読みました。 どういう結末にたどり着くのかがまったく想像できない小説でした。 ずっと手探り状態で読んでいた。 アフマドの復讐にかける執念は,異常すぎて理解不能。 自分も助かったなら,それで良いじゃないか,と思ってしまう。 そういう要素がないと,盛り上がりに欠けたのかな。 巻末の参考文献の量を見て,作者の努力にただただ脱帽。 専門分野ではないことを題材にしようと思ったら,ここまでしないといけないんですね。 一気に読んじゃってごめんなさい。
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