あと一歩がなかなか遠い…。
最近怒りっぽくなったような気がします。 もしかしたら,遂に更年期に突入したのかもしれません。 …更年期の症状がどういうものかをよく知らないので,想像ですが。 これは避けられないことだから,上手に付き合っていくしかないのでしょうね。 命の母とか飲んだ方が良いのかな。 とりあえず余計なトラブルを起こさないよう,気をつけます。 ふぅっ…。
今日はまず北村薫さんの 『元気でいてよ、R2-D2。』 を読みました。 北村薫さんの作品には時々どうしようもなく恐ろしいものがあるので,もしかしたら全部そういう作品なのだろうか…と思っていたのですが,そういうわけでもなかった,たぶん。 私が気づいていないだけかもしれませんが。 こういう作品を読むと,「一番怖いのは生きている人間」 だということを思い知らされる気がします。 人間の心が一番怖い。 でもそんな風に考えていると生き辛いので,小説の中だけのこと,と思うことにします。 続いて,乾ルカさんの 『たったひとり』 を読みました。 こちらも怖かった。 人の心が正気を失っていく様子が,すごく怖かった。 そういう面では怖いけどおもしろかったのですが,それだけにラストがちょっとポカーンでした。 結局真相もよくわからなかったし,後味はものすごく悪い。 でも,今までに読んだ乾ルカさんの作品とは趣が異なっていたので,こういう作品もあるのだと知ることができて良かったです。
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