鼻炎の薬が効いた気がします。
実家から帰る道中,ラジオでラグビー中継を聴いていたのですが,なんのこっちゃさっぱりわかりませんでした。 日本戦ならともかく,両チームの中でデクラーク選手とポラード選手の名前しかわからないんだから,本当にさっぱりんこです。 後半は家でテレビで観られましたが,南アフリカ代表チームは強かったですね。 日本が唯一敗れたチーム。 優勝おめでとうございます!
ものすごくショックを受けています。 先日ゴスペラーズの25周年記念アルバムを予約したのですが,内容については何も知りませんでした。 ベスト的なものだろうなーと漠然と思っていたのですが,シングルコレクションみたいです。 ええ,それは良いんです。 シングルがリリースされた順番を DISCOGRAPHY のページで見ていた時,衝撃が走りました。 『冬響』 って 「とうきょう」 って読むん? この曲がリリースされてから9年経ちますが,今の今まで 「ふゆひびき」 だと思っていました。 思えば一度も曲紹介を聴いたことがなかったかもしれない。 だってさー,だってさー,だってさー,この曲がリリースされた後のツアーのタイトルが,『ゴスペラーズ坂ツアー2010〜2011 "ハモリ倶楽部 響(HIBIKI)"』 だったんですもん,勘違いしたって仕方がないじゃないですかー。 勘違いするよう,誘導されたようなものだな,まったく(言いがかり)。 なんかショックすぎて,この事実を知って2日経った今も少し動揺しています。 ショックすぎて,すぐには日記に書けなかった。 『冬響』 は 「とうきょう」。 一つ利口になりました。
西澤保彦さんの 『七回死んだ男』 を読みました。 おもしろかった。 同じ日が9回繰り返し訪れる特異体質を持った男子高校生(久太郎)のお話なので,「同じような描写が何度も続いたら,読み飛ばしちゃいますよ」 と思いながら読み始めたのですが,そんな心配は必要ありませんでした。 久太郎本人が名付けた 「反復落とし穴」 というこの状況に慣れているのか,毎日(同じ日ですが)工夫して最良の展開を求めて過ごすので,毎日(同じ日ですが)楽しめました。 ほぼ毎日(以下略)誰かが胡蝶蘭の花瓶を運ぶのもおかしくて,実写化されたら吹き出すな,と思いました。 銅製だし水も入っているから重いだろうに,揃いも揃って同じ理由で運んでいるのが本当におかしかった。 何日目かに,登場人物の大半が座布団を投げ合うシーンがあるのですが(遊びじゃなく,真剣な喧嘩で),そのシーンでなぜか 『エグザイル−絆−』 のラストの銃撃戦を思い出しました。 その銃撃戦では,ホテルの2階の吹き抜けで1階の銃撃戦を傍観していたオーナーが,胸に流れ弾(?)が当たってはっとして拳銃を取り出し,銃撃戦に参加するんです。 この作品の座布団投げでも,何の関係もない人が座布団がぶつかったことによって参加していくのがちょっと似ているな,と思いました。 傍観者も流れ弾が当たれば,当事者になるんですね。 もっとも 『エグザイル−絆−』 のホテルオーナーの場合,胸に銃弾が当たった時点で半分死んでいるようなものですが(よく拳銃を出せたよ)。 途中,「あれ? まさか同じ能力を持った人がもう1人いるの? ややこしくない?」 と思う場面があるのですが,実際はそういうわけではなく,でもそのことが謎解きに大いに関係していたので,大満足の展開でもありました。 久太郎からあんな荒唐無稽な話を聞かされて,よくぞそこまで冷静に分析できたものだ。> ○○さん 最後はまたドタバタで,「まったくこの一族は…」 という感じでしたが,流れ弾に当たらず傍観している限りではとても楽しい一族だと思いました。 久太郎,頑張れ。
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