気づいたら4月が終わっていました。 あっという間でした。
最初の3連休最終日。 最終日が日曜日だと,無駄にドキドキしなくて良いので助かりますね。 今日は本当に何もしませんでした。 後々楽をするために先んじて作業を始めることの多い私ですが,衣更えにも一切手をつけていない。 これはもう連休の仕事と決めた。 というわけで,読書。 東野圭吾さんの 『希望の糸』 を読みました。 冒頭からまったく展開が見えず,「どう話が進んでいくの?」 とどんどん引き込まれていきました。 冒頭のそれが事件とどう関係していくのかが本当にわからなかった。 だから,わかった時は本当に驚きました。 そして,「どうしたらこんなことを思いつくのか…」 と感心もした。 私にとっては,本当に意外な展開でした。 松宮脩平の件についても,最初からこういう展開を考えていたのか,はたまた途中からこうなったのか…。 こちらに関しては,最初からでなくても大丈夫な気はしましたが,よくできているなぁと思いました。 ただ,ちょっと気になるのが,ある登場人物の名前。 最初に登場した時は 「まさつぐ」 とルビが振られているのに,途中松宮脩平に紹介される時(この表現は正しいのか?)は 「シンジ」 となっている。 わざわざ片仮名にされていることから,「この先,何か触れられるのかも」 と思いながら読み進めたのですが,最後まで触れられることはありませんでした。 松宮脩平からその名前を知らされたら,あの人は絶対不審に思うはずなのに…。 作者の凡ミスだとしても,編集者あたりが気づくべきだと思うんですよね。 それとも,私が読み流してしまっただけなのかなぁ…。 何かの伏線かと思っていたので,何もなかったのはちょっと残念でした。 そんなこんながありましたが,とても楽しい読書でした。 やはりこのシリーズは良いですね。 完全に阿部寛さんと溝端淳平くんで当て読みをしていました。 ずっとそんな風に読み続けていきたいです。
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