値上がりしたかと思ったら,していなかった。 イェイ!
アパートの駐車場で隣に停まっていた車を見かけなくなって久しいのですが,今朝そのお部屋が空室になっていることに気づきました。 あら,いつの間に。 そして夕方,道路を挟んだ斜向かいにある大家さん所有のアパートの,しばらく空き部屋になっていた窓にカーテンがかかっているのを見て,「あら,良かったわね」 と思った次の瞬間,その駐車場に見慣れた車が停まっていることに気づきました。 ナンバーまで覚えていないから,単なる偶然…かな?
今年初読書,中島京子さんの 『オリーブの実るころ』 を読みました。 先日アンソロジーで読んだ表題作にほっこりしたので,そういう作品を期待して読み始めたら,1話目の 『家猫』 は期待とまったく異なる作品でした。 まともな人が誰一人出てこない作品,とは言い過ぎでしょうか。 塔子が一番まともだったかな。 「あらららら…」 と思っていたら,次の 『ローゼンブルクで恋をして』 ではうるっときた。 これは予想外の展開でした。 息子が 「ヒューゲルベルク」 とか 「ブライテンインゼル」 などと話を合わせているのも微笑ましかった。 他の話もどれも本当におもしろかったです。 読み終わってから表紙を見て,「あぁ,これは 『ガリップ』 か」 と気づきました。 オリーブも描かれていますね。 ほっこりする読書時間でした。
|