教育へのICT利用の指針|教育の理念と目標|広島大学医学部付属医学教育センター

教育へのICT(Information and Communication Technology)利用の指針

医学科教育におけるICTの利用指針は以下の通りである。

1
講義は、パソコンのプレゼンテーションソフトウェアを多用しながら進め、画像、動画なども適宜提示する。著作権上可能な範囲で、講義に使用した図表、動画等を電子データで配信する。レポートの提出にあたっては、Web上のシステムを活用し、学生が電子的に作成したレポートをネット経由で提出できるようにする。
2
上記の情報提供にあたっては、学生に対するデータの提供が著作権法等の法令に違反することのないよう、情報源や転載許可の確認を、提供する教員の責任において行うものとする。
3
学内各所に無線LANのアクセスポイントを設置し、学生は自分のパソコン、タブレット、携帯端末等を持参すれば、IDを入力して認証されることで学内どこからでもインターネットへのアクセスができ、講義中には、講義室内で講義を聴きながらの情報検索を可能にする。
4
情報端末室および図書館にパソコン端末を計 185 台設置し、土日祝日を含む 8 時~ 22 時の間、学生に無料開放する。IDを入力して認証されることでインターネットへのアクセスができ、レポート作成や自己の学習に利用可能にする。
5
図書館において国内外の主要な電子ジャーナルを購読するなど、必要な医学情報を容易に検索できるような環境を整える。電子ジャーナルへのアクセスは学内からのみではなく、自宅等の学外からも可能にする。また、医中誌、メディカルオンライン、UpToDate、Cochrane、EBM Reviews、今日の臨床サポート等の医学関連データベースや電子書籍を用意し、レポート作成や自己の学習において学生が自由に利用できるようにする。
6
各科領域における診察手技等を解説した動画を学内ネットワーク上で公開し、学生はIDを入力して認証されることで、誰でもアクセスして閲覧できるように整備する。また、診療参加型実習の解説等のコンテンツも適宜追加し、学生が必要な情報を常時提供できるような環境を用意する。
7
臨床実習においては、患者情報の管理に慣れ、診療に必要な情報を適切に収集・処理できる能力を修得させるため、学生用電子カルテシステムを利用できるよう学生用のIDを発行し、実習科の担当患者の患者情報にアクセスできるようにする。学生による電子カルテ等の患者情報へのアクセスについては、個人情報保護の観点から、閲覧できる患者は当該学生が実習で直接担当する患者のみとする。なお、学生が書き込みを行うと実診療の妨げとなる可能性があるため、アクセスの許可は閲覧のみとする。また、いかなる方法によっても、患者データの持ち出しは厳禁する。
8
人体標本(一部を含む)や組織の画像等については、人体の尊厳を尊重したうえで厳重に管理し、教育・研究上の必要においてのみ使用すること、インターネット等を介して学外に流布されることのないよう細心の注意を払うことを徹底して教育する。
9
教育におけるICTの利用状況については、医学教育センター等にて定期的な調査を行い、利用実態を評価したうえで、より有効に利用されるよう必要な対策を継続的に行うものとする。

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