活動内容
臨床(クリニカル)ファーマコメトリクス
医薬品開発・規制における情報の創出・解釈や効率的な意思決定へ向けて定量的手法を構築し適用する科学は、ファーマコメトリクスといわれています。しかし、臨床現場における個別化治療の場面では必ずしも十分に活用されていません。
そこで当研究室では「医療現場において薬剤師などが主導となり、臨床データを数理統計学的手法などで定量的に解析・評価・予測し、これに基づく個別化治療上の意思決定とりわけ投与法最適化と副作用マネジメントに貢献すること」を「臨床ファーマコメトリクス(clinical pharmacometrics)」と定義し、その実践に取り組んできています。臨床ファーマコメトリクスとは、従来から行われてきたTDM業務の対象範囲と処理内容を拡張・発展させ、薬物治療を個別最適化してアウトカムを最大化するアプローチといえます。
総説『臨床ファーマコメトリクスを基盤とした薬物治療の最適化支援と副作用マネジメント』
インターナショナルセミナー『Pharmacometric Approach for Dose Optimization of Anti-Infective Agents: On Earth and in Space』
ハンズオンセミナー『薬物投与設計支援のためのExcel・NONMEM』 new!
開発ツール
ファーストシン(抗菌薬cefozopran)投与設計支援ツール
抗菌薬doripenem適正使用支援ツール「フィニバモン博士」
抗菌薬biapenemおよびmeropenem適正使用支援ツール「オメガモン博士」
臨床薬剤師教育用外来診療体験ツール「患者百選」(体験デモweb)
臨床薬剤師教育用外来診療体験ツール「患者百選」(会員専用入り口)
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morikawa※hiroshima-u.ac.jp (※には@を)
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