週間スケジュール



セミナー

 セミナーは森川研の学生の教育を最大の目的とし、「症例報告・研究紹介・実習報告・英語文献紹介・医療系トピックス」について発表・議論します。これらのセミナー発表内容について国内外を問わず情報収集し、発表に活用するよう取り組んでいます。








●症例報告:
 広島大学病院総合診療科データベース、高度救命救急センターデータベースに登録されてある症例の中から、特に興味のある症例について発表します。症例の疾患概念や治療法などについて自己学習した内容をまとめ、患者さんの病歴・治療経過・使用薬剤・予後などに関して様々な角度から考察します。
 はじめは慣れない医療用語や検査値などに戸惑うことも多いですが、徐々に用語の意味やその項目を検査した理由などが分かっていきます。また、なぜその病態に対してその薬剤を選択したのか、治療効果についてどのように評価するのか、など復習した内容と合わせて自分なりに一生懸命考察する力が身に付きます。さらに、セミナーには経験豊富な先生方や病院薬局実習を経験した上級生などのメンバーが参加するため、様々な視点からの発言で議論が盛り上がります。
<過去の発表例>
てんかん、貧血、高尿酸血症、虫垂炎、胃食道逆流炎など







●研究紹介:
 森川研では研究室内での活動の安定化・効率化を図るために、各研究テーマについて上級生と下級生の共同チームを結成し活動しています。各自が日々取り組んでいる研究テーマ(全国の医療機関において採取された検体中薬物濃度・解析、測定方法の検討、チーム内の様々な活動など)について報告します。研究室内で進行中の各テーマについて、お互いに学ぶことができます。また、皆で議論を重ねることにより、新たな糸口が見えてくる場合もあります。
<過去の発表例>
血漿・腹水・腹膜組織中のピペラシリン/タゾバクタム濃度測定、血中・精巣上体/血清組織中のセフジニル濃度測定、Dried blood spot法を活用したカルバマゼピン濃度測定、健康チェックデータの集計と解析など

●実習報告:
 5年次の病院薬局実習報告を行い、薬学生として幅広い視野を養います。
<過去の発表例>

●英語文献紹介:
 英語文献を日本語に訳し、気になった点やその文献に関連して調べたことを発表する。森川研の研究と比較し、海外の研究(薬物動態、測定法など)について学びます。 海外の最新情報を知ることができ、英語文献を探したり、要点をまとめる力が身に付きます。

●医療系トピックス:
 自分が気になったトピックスを調べ、より理解を深めます。また、それを発表することで学生全員にトピックスが共有され、見聞を広めることができます。
<過去の発表例>
脳ドッグ、検体測定室、カフェイン中毒など


Designed by chocoto