このことについては、ネット上に多くの情報がある。 私の場合、タッチパネルと関係するフレキシブルケーブルが薄いせいで、コネクタとしっかりつながっていないことが原因だった。
直した方法:
・裏蓋を開ける 開け方については、ネット上にていねいな解説が多く見つかる。
・USB コネクタの近くに、途中で直角に曲がるように折りたたまれた、短いフレキシブルケーブルがある。 両端は白いコネクタで止まっている。コネクタには黒い部分があり、それを持ち上げると緩むようになっているので持ち上げて、ケーブルを外す。
・コネクタに刺さる部分がほんの少し薄すぎなせいで、接触不良が生じていた。一度接触不良が起きると、WINDOWS が「これは使えない」と判断して、タッチパネルが効かなくなってしまう。
・そこで、フレキシブルケーブルの、コネクタに刺さる部分の、電気が通らない側(銀色の端子が出ている側の反対側)に、テープを貼り付ける。 私は、スコッチの「メンディングテープ」(プラスチックでつや消しの半透明で、貼り付けると透明に見える)を貼り付けた。これによって、約 0.1 mm 厚さが増加する。はみ出したテープの部分はていねいに取り除く。
・それを元のように差し込む。厚さが増加したので刺さりにくいが、時間をかけて押し込む。ピンセットがあるとやりやすい。これで接触不良が起きにくくなる。
・黒いストッパーを元のように押し込む。このストッパーは全然効いていないらしい。
私の場合、これでタッチパネルが効かなくなることはなくなった。また、電気の流れ具合が良くなったようで、充電も確実にできるようになった。
MiiX 2 8 は WINDOWS8 が搭載された状態で発売されていた。 それを WINDOWS10 にアップデートすると、いくつか問題が生じた。 しかしその後 WINDOWS10 のアップデートが進むと問題は全くなくなった。また上に書いたようにケーブルの接触をよくすると調子が良くなった。今では全く問題なく動いている。
以下に記録しておいたのは古い情報で今では意味がないが、一応書き残しておく。
(古い情報) 1903 のアップデートを適用したら、何かが変化したらしくタッチパネルの調子がよくなった。アップデート後は、タッチパネルが効かなくなる現象は起きていない。と思ったが、その後また止まったりする。接触不良とソフトウェアの問題の両方があるらしい。
Bluetooth マウスがしばらくすると動かなくなる現象が、WINDOWS10 の 1803 ぐらいから発生した。これは、デバイスマネージャ ->「Bluetooth」-> 「Bluetooth無線」-> 「プロパティ」から、「電源の管理」で「〜オフにできるようにする」のチェックを外すと直った。
これはこの機種の弱点で、「接続ケーブルが外れる」という問題と「I2C HID デバイス」のドライバがエラーを出すという二つの問題がある。
「接続ケーブルが外れる」の問題は、カバーを外してケーブルの接続部を付け直したり強く押さえたりするしかない。これは実際に分解した写真を公開されているページがいくつかあるので、それらを参考にして行った。
「I2C HID デバイス」の状態は、デバイスマネージャ ->「ヒューマンインターフェースデバイス」-> 「I2C HIDデバイス」で見ることができる。エラーが出るとタッチパネルが動かなくなる。 これは、一度このデバイスを「デバイスのアンインストール」で削除し、上のメニューの「操作」->「ハードウェア変更のスキャン」で認識させた。 そうするとまた復活する。その状態では、このデバイスの「プロパティ」に「電源の管理」が出てきた。そこで「〜オフにできるようにする」のチェックを外した。
「ヒューマンインターフェースデバイス」の部分にある他の要素それぞれについても「プロパティ」を見てみる。「電源の管理」があれば、全部「〜オフにできるようにする」のチェックを外す。 外さないとそのうちにタッチパネルが効かなくなる。
この機種は、スリープ状態にするとタッチパネルの機能もオフにされてしまうらしい。本来は再始動する際にタッチパネルもオンになるはずだが、オンにならないことがある。一度そうなるといくら画面を叩いても何も反応しない。設定を開いて、まず休止状態を使えるようにする。「電源の管理」の「詳細」の部分を開いて、スリープになっている部分を全部休止状態に変える。電源ボタンを押したときの動作もスリープでなく休止状態になるようにする。休止状態に入る際はマシンの状態が丸ごと保存される。休止状態からの再始動ではタッチパネルも回復するらしい。