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OpenCVを使ったUSB顕微鏡の使い方 -

OpenCV http://opencv.jp/ のおかげで、素人でもできるようになっている。

OpenCV の 2.0 から 2.4.6 に変えたので、以下の文章も以前と変更した。MinGW のほうは、以前のままの物を使っている (2012年2月にインストールしたもの)。


OpenCV の WINDOWS 版は .exe ファイルになっている。実行すると、単に中身が出てくる。D:\OpenCV2.4 にコピーした。2.4.6 は MinGW に対応しているので、これを使った。

MinGW を D:\MinGW にインストールする。MinGW をインストールしたら、環境変数Pathを確認する。MinGW\bin だけではだめで、D:\MinGW\msys\1.0\bin も必要になる。 環境変数を設定したら、再起動が必要。 そうしないと、Eclipse のProject C++ 作成の時に、toolchain にMinGWが出てこない。 Window -> preference 、C/C++、New CDT project -> Makefile project -> Binary perser で、PE windows perser にチェックする。

さらに Eclipse をインストールしておいて、C/C++ パースペクティブを使えるようにする(Helpから C/C++ development tool をインストール)。Eclipse で MinGW を使えるようにする方法を解説したすばらしいページが多数あるので、その通りに設定する。「Eclipse OpenCV MinGW」で検索

Project explore から c++ project を選んで新規作成する。プロジェクトを右クリックして、プロパティを出す。 

C/C++ Bulid のメニューを出す。C++ Compiler の設定で、Includes の部分に設定を行う。 D:\opencv2.4\opencv\build\include と、D:\opencv2.4\opencv\build\include\opencv の2つを設定する。

MinGW C++ Linker の設定で、D:\opencv2.4\opencv\build\x86\mingw\lib を、ライブラリ サーチパスに設定する。 ライブラリの設定は、opencv_core246, opencv_highgui246. ・・・・  というように、名前を入れていく。

一度設定を失敗すると、直してもうまく動かなくなることがある。そうなったら、もう一度プロジェクトを別の名前で作り直して、設定も一からやり直す。ソースファイルは単にコピーする。

http://opencv.jp/ で解説されているサンプルプログラムをそのまま使い、自分のしたいことに合わせて適当に改造する。

カメラからの画像キャプチャ などを、サンプルの通りに書くだけで行える。

カメラの設定は、カメラ自体に最初からついてきてインストールしてあるドライバ、ソフトでおこなう。私は Dino-lite という USB 顕微鏡を使っている。

それ以外の処理も、すべてサンプルプログラムを参考にして改造することで行える。ノイズ除去などの機能は最初から関数として用意されている。

OpenCV、Eclipse は Linux でも同様に使える。私は以前 WINDOWS XP が入っていたノートパソコンに Lubuntu を入れて設定した。うまく動かすことができた。uvc という規格のおかげで、USB カメラの画像を取り込める。しかし、Dino-lite に独自についている LED ライトの ON/OFF を設定することはできなかった(ついたままになってしまう)。

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