櫻 井 直 樹

経歴

 1950年8月19日(水)大阪に生まれる。1963年単身で東京の全寮制の羽二もと子が創設した自由学園に入学したが、1964年8月東京グループのいじめのため中途退学、伊丹市西中学校に編入した。1966年カトリック系六甲高等学校に編入学後、東京大学の入試が中止となった1969年大阪市立大学理学部に入学した。最初は物理にいくつもりだったが、第3志望の生物で合格した。1年生の時は大学が封鎖されていたため、教養課程の講義を取らずに2年に進級。御堂筋をデモ行進した時、機動隊に追いかけられた。我々が路地に追い込まれ、後ろから、お父さんくらいの機動隊員が懐中電灯で僕の頭を殴ったが、それが妙にやさしい殴り方だったのが印象に残る。1978年同大学院博士課程修了(理学博士)。博士論文題目は「オーキシンによる細胞壁のゆるみ関する生理学的生化学的研究」。1980年まで学術振興会奨励研究員。1980年1月から7月までアイオワ州立大学ネビンス教授のもとでポストドクとして留学。1980年8月広島大学総合科学部に助手として採用。故倉石晉教授のもとで、サイトカイニン、アブシジン酸、オーキシンの機器分析を行う。1988年助教授。1990年から1年間カルフォルニア大学Davis分校に移ったネビンス教授のもとで1年間留学。1993年教授。血液型AO型。

趣味、バドミントン、ギター、ビリヤード、スーパー銭湯巡り。

大学の講義では以下の科目を担当している。

教養的―細胞科学、生物の世界、水の総合科学、生物学実験
専 門―環境生理学、環境科学野外実習C(臨海実習)、環境科学実験C,D
大学院―植物環境評価論、植物発育学