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ペスタロッチーが好きだった白いバラの花
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白いバラの花が好きだったペスタロッチーは、自分の墓碑銘として
ふたつの碑文を書いている。
- 彼の墓には一本(ひともと)の薔薇が花を開くだろう
- 長く彼の悲惨をみながら涙しなかった人の眼も
- その花を見て泣くだろう
- 彼の墓には一本(ひともと)の薔薇が花を開くだろう
- 彼が悩んでいたときに涙しなかった人の眼も
- その花を眺めて泣くだろう
(『ペスタロッチー全集』より)
現在、スイスのアールガウ州ビル村の教会そばにあるペスタロッチーの
墓の前には、一本の白バラの木が植えられ、美しい花を咲かせている。
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