広島大学大学院医系科学研究科 公衆衛生学 研究室

教授あいさつ


Prof. Eboshida
烏帽子田 彰(教授) M.D., Ph.D.

広島大学大学院公衆衛生学教室は

    社会の 将来の 健康の処方箋

を≪社会≫として描く医療・医学の領域を担います。

 医療・医学は、病気の主要症状・主診断を軸として、原因を一つに絞りつつ二次予防(早期発見・早期治療)に焦点をあて<健康づくり>を目指してきました。しかし、病気の原因はただ一つではありません。個人を超えた様々な社会的な健康決定要因が最重視されてきています。専門家だけが健康づくり・医療・医学に携わるのではなく、「同視線・同土俵」でこそ、健康の快復・維持・増進が達成されます。このことは、もはや個人の力のみでは真の健康を実現できないこと、地域・社会・国家等を挙げて組織・超組織的な健康を培うことが大切であることを意味します。

"健康は医師や薬によって創られるのではなく人々が生活する場で創られる"
"ヘルスプロモーション(健康づくり)の最大の敵は貧困であり究極の目的は平和である"

として、社会の政策等のすべてに健康と健康づくりを持ち込み、様々な課題を克服することが私たちの目標です。

(2019年3月吉日)

研究室紹介

広島大学公衆衛生学研究室では、特に「政策科学」、「地域保健」、「環境保健」「国際保健」そして「新興・再興感染症」などの研究を行っています。「社会の全ての人々の健康」を目指して、一人ひとりが自由に発想しつつ公衆衛生活動に取り組んでいます。