医局員からのメッセージ

このコーナーは,医局員からの意見やアドバイスをまとめたものです。ぜひ読んで頂き、今後の進路の参考にしてください。

楽しく,明るく

整形外科の治療対象は広範囲であり,関節外科,腫瘍,脊椎,スポーツなどの各グループでは専門的な治療を行っています。自分の興味ある分野で、思う存分仕事が行える教室です。勉強・仕事に対しては忙しく,厳しい面もありますが,楽しく,明るくがモットーです。(田中信弘、H2入局)

ワンランク上の医師を目指して共に楽しく

臨床でも研究でも全国的に活躍している先生が多く、刺激的な環境であると思います。しかも指導体制も整っていて、時には厳しくもありますが熱心に指導してくださる先生ばかりです。修行には持ってこいのこの場所で、ワンランク上の医師を目指して共に楽しく頑張りましょう!広大整形ねずみーらんどへようこそ!実験もがんばろう!!(林聖樹、H22入局)

”To be a scientific surgeon”

近年の医療の進歩は目覚ましく、私が十数年前に研修医として勤務していた頃の常識が通用しないことも多々あります。これは診療の多くの場面においてEvidence Based Medicine(EBM)の考えに則り、Randomized Control Trial(RCT)の結果が示されたことによります。我々医師はこのような医療の変化に対応していくとともに、自らが新しい考えを発案し、その有効性を証明していくことが重要です。この様な状況の中で私が過去の恩師に教わったのがTo be a scientific surgeonという言葉でした。私はこのscientific surgeonに なることを目指して、これまで様々な教室で研究を行ってきました。この研究生活の中で、私は多くの友人に出会い、科学的な考え方を学びました。逆にこの研究生活が無ければ、日々の臨床業務に謀殺され、科学的な考え方を学ぶ機会が少なかったように思えます。現在私は整形外科という以前とは違う領域で、臨床医として働いております。しかし、EBMが 要求される今日の医療では科学的に物事を考えるということはどの分野でも必要となります。ところで、私が以前在籍した大学院では主に基礎的研究が中心でありましたので、私はある時期、臨床を完全に離れて研究に専念することになりました。これに対して広大整形外科では、特に臨床応用を最終目標とした研究を行っており、これまでの研究室と比べて臨床に直結した明確な目的を持って研究を行っている教室であると思います。また、著名な研究者を招いた講演会も多く、研究だけでなく教育にも熱心な教室であります。このような点で、広大整形外科は将来研究者になりたいという先生だけでなく、一般臨床医を目指す先生にも大変魅力ある教室であると思います。また、他大学から移った私が驚いたのは、市中病院で臨床業務に追われている新入局者全員が昨年イタリアで開催された国際学会に参加したことでした。これは国際的な研究者を養成しようという医局の方針であり、大変感服致しました。私は卒後十数年を経て、目標とするscientific surgeonに一歩近づけたと思います。しかし正直なところ、卒後直ぐに広島大学整形外科に入局し、広島大学大学院で研究を行っていればと後悔の念を抱いていることも事実です。今後私は主に一般臨床整形外科医の道を進むことになりますが、To be a scientific surgeonという言葉を懐に、常に科学的な考えを持って診療に望みたいと存じます。(三上幸夫、H19入局)

他大学からの再入局でもストレスなく溶け込めました。今度は私が還元できればと考えています。

私は、平成6年に産業医科大学を卒業し、同大学整形外科に入局しました。その後全国各地の労災病院に勤務したり、産業医として企業で働いたり、大学院で研究したりとあっという間の15年を過ごしました。そして、この4月で産業医科大学の義務年限も無事終了したのを区切りに、両親の住む広島に戻り、広島大学整形外科に入局させて頂きました。40歳を過ぎて、他大学に再入局することへ全くストレスを感じなかった訳ではありませんが、幸い私の場合、全国の病院を渡り歩き、他大学の先生と一緒に働く機会がとても多かった為、そのストレスも少なかったかもしれません。入局に際しても、越智先生自ら医局の方針や諸事情についてリラックスした雰囲気で説明して頂き、とても感激しました。現在、マツダ病院で勤務させて頂いていますが、私以上に周りの先生方が気を使ってくださって恐縮するほどです。入局前に不安に思っていたこともすべて杞憂でした。私がこれまでに学んできたこと・経験してきたことを還元し、伝統ある広島大学整形外科の少しでもお役に立てればと考えています。(田中正宏、平成6年産業医科大学卒業,平成21入局,現在マツダ病院勤務)

入局・研修について